マツ【松】の語源・由来
【意味】 ①マツ科の一属。北半球の温帯を中心に約100種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~300種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~3枚または5枚、雌雄同株。花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂...
【意味】 ①マツ科の一属。北半球の温帯を中心に約100種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~300種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~3枚または5枚、雌雄同株。花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂...
「まだら」という言葉は、様々な色や濃淡が混ざり合った模様や状態を指します。 この言葉の由来に関しては、いくつかの説が存在します。 一つの主要な説は、仏教語の「曼荼羅(まんだら)」から来ているというものです。 曼荼羅は悟り...
【意味】 マタタビ科の蔓性落葉低木。山地に自生し、葉は円形、夏には葉面の半分が自変する。初夏、白色5弁の花を開き、液果を黄熟する。熱湯に浸して乾燥した果実は中風・リウマチ、また強壮に効があり、名の由来は食べるとまた旅がで...
【意味】 ①種類の異なるものを加え入れる。まじえる。また、異質のものを一緒にして均質にする。 ②(言葉を)かわす。口を出す。 【語源・由来】 「まざる」は、「まざ(間雑)」に動詞を作る「る」が付いた語という説、「目」に動...
【意味】 睫を長く見せるために塗る化粧品。 【語源・由来】 「マスカラ」は、英語「mascara」から。「masara」は、覆うの意のイタリア語「maschera」からで、英語「mask」と同源。
【意味】 ①味が悪い。 ②(拙いと書く)つたない。下手である。 ③美しくない。 ④具合が悪い。おもしろくない。 【語源・由来】 「まずい」は、「まづし」の口語。「まづし」は「貧しい(まずしい)」の文語。味が足りない、不足...
【意味】 洋菓子の一種。砂糖・卵白・水あめ・ゼラチン・香料などを混ぜ合わせ、コーン-スターチの中で固めて作る。軟らかいゴム状で、ふんわりした感触がある。マシマロ。 【語源・由来】 もとウスベニタチアオイ「marsh ma...
【意味】 ①真剣な態度・顔つき。本気。 ②まごころがこもっていること。誠実なこと。 【語源・由来】 「まじめ」は、まばたきする、またたくの意の「瞬ぐ(まじろぐ)」の「まじ」+「目(め)」から成る語。緊張のため、目をしばた...
【意味】 ①サバ科マグロ属の硬骨魚の総称。マグロ・メバチ・キハダ・インドマグロ・タイセイヨウマグロの類。 ②船酔いして横になっている人。 【語源・由来】 「まぐろ」は、眼が黒いことから「眼黒」の意からとされる。
【意味】 ①寝る時に頭をのせて支えるもの。 ②長いものの下に置き、その支えとするもの。 ③前置きのことば。特に落語などで、本題に入る前の短い話。 【語源・由来】 「まくら」は、「魂の納まる倉」の意から「たまくら」が語源と...
【意味】 地震の全体としての規模を表す数値。Mで表し、震源のエネルギーが大きいほど大。震度とは異なる。 【語源・由来】 「マグニチュード」は、大きさや規模の意の英語「magnitude」から。「magnitude」は、ラ...
【意味】 相撲の番付で、幕内より下の力士。現在は、特に番付の二段目のうち十両を除いたものをいう。 【語源・由来】 「幕下」は、もとは「幕内」に入らない力士の総称だった。番付の二段目にかかれたことから、幕下は二段目といい、...
【意味】 相撲で番付の第一段目に名が書かれる前頭以上の力士。また、その位。まくのうち。 【語源・由来】 「幕内」は、江戸時代、将軍の相撲上覧の時、幔幕の内に伺候することが許されたことから。
【意味】 相撲の力士の階級で、小結の次位、十両の上位にある位の称。平幕。 【語源・由来】 「前頭」の「前」は、前相撲の頭の意味。「前相撲」は、まだ番付に載らない力士がとる相撲のこと。本来は、十両より上で、小結より下位の階...
【意味】 物の正面にあたるところ。おもて。 【語源・由来】 「前(まえ)」は、顔の向いている方、つまり、目の向いている方ということで、「目方(まへ)」の意味からとされる。「目(め)」が「ま」になるのは、「まぶた」と同じ複...
【意味】 四川料理。豆腐・豚のひき肉を炒め、豆板醤などで辛く味付けしたもの。 【語源・由来】 「麻婆豆腐」の「麻婆」は、顔にあばたのある妻の意。古代中国清の時代に、四川省成都の陳森富の妻が材料がない中、有り合わせの材料で...
【意味】 軸木の先の薬剤を摩擦させ火をおこす用具。 【語源・由来】 英語matchから。日本に入ってきたのは幕末期と見られる。明治初期までは「早付木(はやつけぎ)」「擦付木(すりつけぎ)」とよばれていた。「燐寸」は当て字...
【意味】 室内遊戯の一つ。 【語源・由来】 中国語から。中国では清の時代に流行した。日本に伝わったのは明治末期ごろから大正ごろといわれる。「麻雀」はスズメのことで、ゲームを麻布の上で行ったことと、竹製の牌を混ぜる時の音が...
【意味】 よそから訪れる人。訪問客。 【語源・由来】 古い形は「まらひと」で、「稀にやってくる人」の意。のちに「まろうと」。江戸時代以降は「まろうど」に変化した。
【意味】 かいがいしくて、まじめに働くさま。 【語源・由来】 誠実である意を表す古語「まめなり」の「まめ」を重ね、形容詞化した語。「忠実忠実しい」は当て字。
【意味】 まぶたのふちに生えている毛。 【語源・由来】 「目の毛」(まのけ)の意。「まつげ」の「つ」は、奈良時代の格助詞で「の」の意。
【意味】 本当。真実。 【語源・由来】 「ま」は「真 (ま)」で接頭語。「こと」は、「事(こと)」または「言(こと)」で言葉や事柄の意。そこから、真実のことば・事柄の意に転じた。
【意味】 ①すぐれていること。美しいこと。 ②本物であること。 【語源・由来】 もとは、芝居物・的屋・泥棒などの隠語。江戸時代には、仕事などがうまくいく意で使われた。形容詞化した「まぶい」も使われる。江戸時代には既に盗賊...
【意味】 陸上競技の一つ。四二・一九五㎞の長距離走。 【語源・由来】 ギリシャの地名「マラトン(Marathon)」を英語読みしたもの。紀元前四九〇年、ギリシャ軍の兵士が、自軍の勝利を伝えるために戦場のマラトンからアテネ...
【意味】 高層建築。摩天閣。 【語源・由来】 英語skyscraperの訳語。ニューヨークの超高層建築を指し、天を摩(ま)する(すれすれまで近づく)ほどの楼(高い建物)ということ。
【意味】 くまなく。全体に。 【語源・由来】 「満遍」は仏教語で、平均・平等の意。転じて、残るところなく行き渡ることを表すようになった。「満遍なく」の「なく」は否定の活用語尾ではなく、「満遍ない」の連用形。「万遍なく」と...
【意味】 この世の諸相を描いたもの。 【語源・由来】 梵語maṇḍalaの音写。本質を有するものの意。本来は悟りを得るための「修行道場」をいった。また、密教では、経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する...
【意味】 陰茎。男根。 【語源・由来】 梵語māraの音写。人の善事を妨げる悪神、また悟りの妨げとなる煩悩をいう。陰茎の意はここから転じたものとも、排泄する意の「まる」の交替形ともいう。もとは僧の用いた隠語。
【意味】 極めて不思議なこと。 【語源・由来】 「摩訶」は、梵語mahaの音写で、大きいこと、すぐれていることの意。他の語について、「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」や「摩訶曼陀羅華(まかまんだ...
【意味】 背中など手の届かないところをかくのに使う、手の形に作った棒。 【語源・由来】 「麻姑(まこ)の手」が変化した語。「麻姑」は、鳥のように爪が長い、中国の伝説上の仙女のこと。麻姑の爪でかゆい所をかいてもらうと、非常...