ぼう【棒】の語源・由来
【意味】 ①手に持てるほどの細長い木。 ②戦術の略。 ③描いたまっすぐな線。 ④一直線であること。単調で変化に乏しいこと。 【語源・由来】 「ぼう」は呉音読みから。漢字表記「棒」は、「木」+両手で捧げる意の「奉」からなる...
【意味】 ①手に持てるほどの細長い木。 ②戦術の略。 ③描いたまっすぐな線。 ④一直線であること。単調で変化に乏しいこと。 【語源・由来】 「ぼう」は呉音読みから。漢字表記「棒」は、「木」+両手で捧げる意の「奉」からなる...
【意味】 イヌの一品種。肩高60センチメートルほど。短毛で垂耳、尾は細くまっすぐ。白地に赤褐色・黒色などの斑紋をもつ。スペイン原産でイギリスやドイツで改良された。とくに鳥の狩猟用に適する。 【語源・由来】 「ポインター」...
【意味】 トウダイグサ科の観賞用低木。メキシコ原産。高さは約30センチメートル~3メートル。葉は卵状楕円形で浅裂。枝の上部には、葉より幅が狭く赤のほか桃・白など美しい色の苞(ほう)が車状につき、クリスマスのころよく出回る...
【意味】 友だち。 【語源・由来】 友人、友達を意味する中国語の明友(péngyou)から。発音も中国語をそのまま使ったもの。
【意味】 橙などの柑橘類を絞った汁。 【語源・由来】 オランダ語で柑橘類の果汁を意味する「pons(ポンス)」から。「ス」に「酢」を当てた表記。本来は酢とは関係ない。「酢」につられて「ポンズ」とも読む。
【意味】 衣服などの開きを止める道具。 【語源・由来】 ポルトガル語の「botao」から。「釦」「鈕」の表記は当て字。スイッチの意の「ボタン」は、英語「button」から。
【意味】 片栗粉に卵・砂糖などを加えて焼いた小さなまるい菓子。 【語源・由来】 ポルトガル語boloから。江戸時代には「ぼうろ」「ぼうる」と書き、小麦粉に砂糖や水などを加えて焼いた菓子を指した。現在一般に、「ボーロ」と呼...
【意味】 売春の客引き。 【語源・由来】 もとは、土地に不案内なもの、ぼんやりしたものをだまして金品を巻き上げるもののこと。ぼんやりものを引っ張ってだますことから「ぼん引き」といい、それが転じたものといわれる。また、盆の...
【意味】 燃えている火の先。 【語源・由来】 「火の穂(先端)」の意からの転。
【意味】 法外な料金を要求する。不当な利益をむさぼる。 【語源・由来】 一九一八(大正七)年、米の価格が暴騰し、全国各地で米騒動が起き、その際に出された「暴利(ぼうり)取締令」の「暴利」を動詞化した言葉。「ぼられる」と受...
【意味】 容疑者。または犯人。 【語源・由来】 警察の隠語。
【意味】 集会などへの出席を集団で拒否すること。 【語源・由来】 一八世紀、アイルランドで、小作人たちが結成した土地改革同盟から排斥された農場支配人、チャールズ・ボイコット大尉(Charles Boycott)の名に由来...
【意味】 生まれつきの性質や能力。 【語源・由来】 英語instinctの訳語。明治初期に西周(にしあまね)が当てたとされる。
【意味】 偶発的な事故などに備えて、あらかじめ多くの人が資金を出し合い、不利益を被った際に給付を受ける制度。 【語源・由来】 英語insuranceの訳語。 in「その状態にする」sure「確実な」ance「もの、こと」...
【意味】 どんなに穏やかな人でも、無礼が続けば怒り出す。 【語源・由来】 「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」の略。仏といえども、日に三度も顔を撫でつけられれば腹が立つという意から。
【意味】 太って突き出た腹。 【語源・由来】 布袋は、中国後梁の禅僧。弥勒菩薩の化身といわれる。日本では七福神の一体で、大きな腹をした姿で描かれることから。
【意味】 心を悩ますもの。 【語源・由来】 「煩悩」とは、本来は仏教語で、何かに心がひどく煩わされて心の平穏が保てないこと。すべての欲望や怒り、執着などを基本とする。
【意味】 でたらめ。うそ。また、大言を吐くこと。 【語源・由来】 仏教では「ほうら」と読み、仏の説法のさかんなことをいう。もともと、「法螺」は法螺貝の意味で、吹くと大きな音がする巻き貝でつくった笛の一種。山伏が深山でお互...
【意味】 死後の冥福。 【語源・由来】 菩提は梵語bodhiの音写。「道・智・覚」と訳され、煩悩を断って得た悟りをいう。また、涅槃に至ること。人は死ぬと仏になるという信仰から、死後の冥福という意味を持つようになった。
【意味】 ある目的を達成するために利用する便宜上の手段。 【語源・由来】 「方便」とはもとは仏教語で、衆生を救い、真の教えへと導くための便宜的な手段のこと。「嘘も方便」という成句は江戸時代から見られ、法華経の「三車火宅(...
【意味】 ①僧のこと。 ②(ほかの言葉について)そのような人のこと。 【語源・由来】 本来は、大寺院の坊(僧の住居)の主、主僧をいうことば。転じて、僧の俗称。また、僧のように頭に毛がないこと(人)。男の子に親しみを込めて...
【意味】 政治上の理由で、本国を脱出して他国へ亡命すること。 【語源・由来】 「命」は名を記した戸籍。もとは他国へ逃げて、戸籍から名前を消すことの意であった。
【意味】 後悔する。 【語源・由来】 「臍」はへそ。自分のへそを噛もうとしても口は届かないが、それでも噛もうとするほど残念でいらいらすることから。春秋時代、鄧の祁候(きこう)の三人の甥が、楚の文王を見て、祁候に進言した時...
【意味】 人びとを教え導く人。指導者。 【語源・由来】 昔、法令などを世に示すときに鳴らした木製の舌を持った金属製の鈴のこと。人民に触れて歩くときに、これを振り鳴らしたことから。転じて、世間に警告を発し、教えを導く人のた...
【意味】 思っていた通りの結果になって、ひそかに笑う。 【語源・由来】 「ほくそ」を「北叟」の転とする説がある。北叟は、中国の北方の砦に住むとされた老人塞翁(『淮南子』の故事「塞翁が馬」(人生の吉凶や禍福は予想できないも...
【意味】 意見や態度をかたく守り続けること。 【語源・由来】 「墨」は、博愛・非戦を説く、中国春秋時代の思想家の墨子(ぼくし)のこと。楚の王は、公輸盤(こうしゅばん)が開発した雲梯(長いはしご)を使って、宋を攻めようとし...
【意味】 他人の目を気にせず、勝手気ままにふるまうこと。 【語源・由来】 中国の『史記(刺客列伝)』にある「旁(=傍)若無人者」という表現から。「傍らに人無き者のごとし」と訓読し、「まわりにひとがいないかのようなふるまい...
【意味】 京都市中京区の地名。三条通の一筋南から四条通まで、鴨川に沿った南北の細長い通りを指す。 【語源・由来】 鴨川岸の先端に、家が立ち並んでいた様子から、ポルトガル語のponta(ポント・先端)、または、ponte(...
【意味】 柑橘類の一つ。インド原産。 【語源・由来】 「ポン」は、インド西部の地名、「poona」の中国音から。「凸柑」とも書く。
【意味】 ユリ科の多年草。 【語源・由来】 鳥のホトトギスの羽毛の斑点と花の模様が似ていることから。「時鳥草」「油点草」とも書く。