べんとう【弁当】の語源・由来
【意味】 ①外出先で食事するため、器物に入れて携える食品。また、その器物。 ②転じて、外出先や会合などでとる容器入りの食事。 【語源・由来】 「べんとう」は、一人前ずつ飯を盛り分けて配る楕円(だえん)形の器「面桶(めんつ...
【意味】 ①外出先で食事するため、器物に入れて携える食品。また、その器物。 ②転じて、外出先や会合などでとる容器入りの食事。 【語源・由来】 「べんとう」は、一人前ずつ飯を盛り分けて配る楕円(だえん)形の器「面桶(めんつ...
【意味】 変なさま。ばかげたさま。また、奇妙なものや人。へんてこりん。へんちき。へんちくりん。 【語源・由来】 「へんてこ」は、「変」に接尾語「てこ」が付いた語。「てこ」は、「~のような状態」の意の「的(てき)」が転じた...
【意味】 洋風の民宿。 【語源・由来】 「ペンション」は、食事付きの小規模宿泊施設を指すフランス語「pension」から。「pension」は、元々は年金を意味し、年金生活者が、自宅の空き部屋を学生などに貸して、賄付きの...
【意味】 ①精を出して務めること。 ②学問や技術を学ぶこと。様々な経験を積んで学ぶこと。 ③商品を安く売ること。 【語源・由来】 「勉強」は、「勉め(つとめ)、強いる(しいる)こと」で、元々は、気が進まないことをしぶしぶ...
【意味】 自転車型人力タクシー。運転者のほか客2人乗せられる。時速10キロぐらいのゆっくりした速度なので、周囲の景色を楽しむ観光用にも人気。初乗り600メートル300円。NPO法人が運営、横浜、京都、東京港区などで走って...
【意味】 ひどく酒に酔って正体をなくしたさま。 【語源・由来】 「へべれけ」は、ヘーベーのお酌という意味のギリシャ語「Hebe erryeke」(ヘーベー・エリュエーケ)から。「Hebe」は、ギリシャ神話に出てくるゼウス...
【意味】 ①家の内で定まった人の用にあてる室。 ②座敷。間。室。 ③民家の寝室。ねま。 ④物を入れる所。なんど。物置。 ⑤殿中の女中の居間。つぼね。 ⑥江戸時代、諸大名の江戸屋敷で、小者・人足などの詰所。 ⑦召使女が妾と...
【意味】 ①ミカン科の常緑低木。レモンに似、果頂の尖った球形の果実をつける。果皮から芳香の強い淡緑色の油をとり、香料とする。 ②シソ科の多年草。①に似た香りがあり、葉や花弁を乾燥したものをハーブとして用いる。 【語源・由...
【意味】 バラ科の多年草。草地・路傍に普通。茎は地上を這い、長さ約60センチメートル。葉は3小葉から成る複葉。2~3月頃、黄色の五弁花を開く。果実は紅色。イチゴとは別属。俗に有毒とされるが誤り。クチナワイチゴ。ドクイチゴ...
【意味】 ①シソ科の多年草。主に欧州で栽培される。スペアミントを片親とする雑種といわれる。高さ30~90センチメートルで茎は角ばる。対生する葉に短い柄があり、無柄のスペアミントと異なる。全草に精油のメントールを含み、香料...
【意味】 足とその爪の手入れ・化粧。 【語源・由来】 「ペディキュア」は、足の意のラテン語「pedis」+手入れの意のラテン語「cura」から成る語。日本では、主に、ネイルポリッシュやネイルエナメルを塗る意味で用いるが、...
【意味】 身体をかがめて後へ尻を突き出した腰つき。おちつきや自信のない腰つき。およびごし。 【語源・由来】 「屁っ放り腰」の「屁っ放り」は人をののしっていう語、つまらぬ者の意で、「へひり(放屁)」の促音化。「へひり(放屁...
【意味】 PET(polyethylene terephthalate)製の瓶状の容器。軽くて割れにくく、飲料などの容器に用いる。 【語源・由来】 「ペットボトル」の「ペット」は、「polyethylene tereph...
【意味】 地位の低いもの、技量の劣っているものをあざけっていう語。ぺいぺい。ぺえぺえ。 【語源・由来】 「ぺーぺー」は、「ぺいぺい」が変化した「ぺえぺえ」をカタカナで表記した語。
【意味】 豚のばら肉を塩漬けして、燻製にした保存食品。脂肪分が多い。鯨肉の脂肪の燻製は鯨ベーコンという。 【語源・由来】 「ベーコン」、英語「bacon」から。「bacon」は、「背」の意のゲルマン祖語「bakkon」か...
【意味】 88歳のこと。また、88歳の賀の祝い。米(よね)の祝い。 【語源・由来】 「米」の字を分解すれば「八十八」になることから。黄色や金色のものを贈る。
【意味】 赤色顔料の一種。 【語源・由来】 インドの「ベンガラ」地方産の顔料であるころから。土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄と呼ばれる。いずれの表記も当て字。
【意味】 人をだますこと。いかさま。 【語源・由来】 詐欺を意味する中国語「bengzi」がなまったものとする説が有力。日本では江戸時代末期から使われていることば。香具師の隠語で「天辺」の倒語とする説もある。
【意味】 綿のビロード。下駄の鼻緒や足袋などに用いる。 【語源・由来】 英語のベルベッティーン(velveteen)が変化したもの。漢字は当て字。綿で作られる織物のこと。
【意味】 ①だめ。 ②×印。 【語源・由来】 「あっちへ行け」の意のマレー語pergi(ペッギ)からとする説と、「よくない」の意の中国語「不可(bùkě)」からとする説がある。江戸時代ごろから使われ始めた言葉。
【意味】 未熟な者。 【語源・由来】 「へな」は、腰砕けの状態を表す「へなへな」の「へな」で、「 ちょこ」は「ちょこまか」など目立たない小さな動作を表す「ちょこ」といわれている。また、漢字で「埴猪口」と表記されることもあ...
【意味】 技術や腕前が劣ること。 【語源・由来】 「平凡」の転か。主に俗語を集めた江戸末期の国語辞典『俚言集覧(りげんしゅうらん)』には、「へぼ、下濁、下手をヘボと云う」とある。へぼが形容詞化された「へぼい」も使われる。
【意味】 平気なさま。何とも思わないさま。 【語源・由来】 もとは「へいちゃら」。「平気」の「へい」にでたらめの意の「ちゃら」を合わせた語。
【意味】 言論の力は、武力よりも強い。 【語源・由来】 イギリスの作家エドワード・ブルワー=リットンが発表した歴史劇『リシュリューあるいは謀略』に見られる言葉。The pen is mightier than the s...
「弁天娘」という言葉は、「美しい娘」という意味を持っています。 この言葉の背景には「弁才天」、もしくは「弁財天」という女神が関わっており、これは「弁天」と略されることが多いです。 この弁才天は、もともとインドの女神で、音...
【意味】 天皇・皇后・皇太后・太皇太后の敬称。 【語源・由来】 中国では天子(皇帝)の敬称。「陛」は宮殿の階段の意。「階段の下」にいる近臣を介して奏上することから、天子を直接指さずに暗示した語。日本では天皇・皇后などに用...
【意味】 ウリ科のつる性一年草。 【語源・由来】 へちまは、果実に繊維があるため「糸瓜(いとうり)」と呼ばれていた。「い」が略されて「とうり」とも。のち、「と」はいろは順で「へ」と「ち」の間にあることから、「へち間」の意...
【意味】 内緒でためたお金のこと。 【語源・由来】 「綜麻(へそ)」とは、紡いだ麻糸を環状に幾重にも巻きつけた糸巻きのことで、「苧環(おだまき)」とも呼ばれる。「臍繰り」は、内職で綜麻を繰って貯めたお金」のことで、後にそ...
【意味】 むこうずね。また、強い人の弱点。 【語源・由来】 向こう脛の骨が、他所に比べて比較的表面に近いところにあり、武蔵坊弁慶ほどの豪傑でも向こう脛を強く打つと、痛さのあまりに泣くということから。
【意味】 文の区切りを間違えること。 【語源・由来】 「弁慶が、なぎなたを」というべきところを「弁慶がな、ぎなたを」と誤読してしまうという話から。「ぎなた読み」ともいう。