ふつつか【不束】の語源・由来
【意味】 ①太くしっかりしていること。 ②ごつごつして不格好なこと。ふていさいなこと。 ③ごつごつして風情がないこと。無骨。 ④雑なさま。かるはずみなさま。 ⑤つたないこと。ゆきとどかないこと。 ⑥江戸時代、叱り・手鎖・...
【意味】 ①太くしっかりしていること。 ②ごつごつして不格好なこと。ふていさいなこと。 ③ごつごつして風情がないこと。無骨。 ④雑なさま。かるはずみなさま。 ⑤つたないこと。ゆきとどかないこと。 ⑥江戸時代、叱り・手鎖・...
【意味】 ①もののいろ。 ②風景景気。自然の景色。 ③人相書または容貌によって、その人を探すこと。また、適当な人または物を多くの中から探し求めること。 【語源・由来】 「物色」は、元々は、もののいろ、風景景色、自然の景色...
【意味】 釈尊の遺骨。仏骨。遺形(ゆいぎょう)。 【語源・由来】 「仏舎利」の「舎利」は、遺骨の意のサンスクリット語「sharira(シャリーラ)」の音写。塔に舎利を納めて、信仰の対象とした。
【意味】 (フミツキの略)陰暦7月の異称。ふつき。 【語源・由来】 「文月」は、「文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)」からとされる。「文被月」は、書道の上達を祈って、短冊に歌や字を書く願い事などを書く七夕の行事に因...
【意味】 平生。平常。 【語源・由来】 「ふだん」は、現在では、「普段」と書かれることが多いが、元は「不断」と書く。 絶えないこと、絶え間のないことの意味から、平常の意味が生まれた。「普段」は当て字。
【意味】 相応している。つりあっている。よく似合っている。 【語源・由来】 「ふさわしい」は、動詞「ふさふ(相応う)」が形容詞化した語。「ふさふ」はつりあう、調和する、似合うの意味で、平安時代に「ふれそふ(触添)」が変化...
【意味】 ①いったん離別した夫婦の仲は元通りにならないことにいう。 ②転じて、一度してしまったことは、取り返しがつかないことにいう。 【語源・由来】 「通俗編(故事)」から。周の呂尚(太公望)が、仕事もせずに本ばかり読ん...
【意味】 キンポウゲ科の多年草。アジア北部に分布し、日本の山地にも自生。縁起の良い名称と、花の少ない時期に咲くのが珍重され、正月用の花として広く栽培。太い根茎をもち、地上茎は高さ約20セントメートル。葉は羽状複葉。早春、...
【意味】 ①フグ科とその近縁の硬骨魚の総称。多くは体は肥り、背びれは小さく、歯は板状で鋭い。攻撃されると、腹部を膨らますものが多い。肉は淡白で美味、冬が旬であるが、内臓などには毒を持つものが多い。マフグ・トラフグ・キタマ...
【意味】 特殊な飼育法によって肥大させた、鵞鳥あるいは鴨の肝臓。高級な料理材料として珍重され、オードブルなどに用いる。フォワグラ。 【語源・由来】 「フォアグラ」は、フランス語「foie gras」から。肝臓の意の「fo...
【意味】 セリ科の多年草。南欧原産で古くから栽培され、同科別属のヒメウイキョウと共に欧米では重要な薬用・香辛料植物。全体に芳香があり、高さ1~2m。葉は糸状に裂け、夏、黄白色の小花から成る花序をつける。果実は円柱状で、生...
【意味】 フェルトを芯軸としたペン。 【語源・由来】 「フェルトペン」は、芯軸にフェルトを使用していることからの名。英語では「felt tip pen」「felt tipped pen」という。1791年、イギリスの貴族...
【意味】 スズキ目フエフキダイ科。全長45cmになる。体は卵形に近く、側扁する。吻はやや突出し、体色は淡黄褐色で、腹方は淡い。口内は鮮紅色。両顎の前部に2対の犬歯がある。和歌山県以南、東インド諸島までに分布する。 【語源...
【意味】 ゴルフやボウリングで、成績が最後から2番目の者。 【語源・由来】 「ブービー」は、英語「booby」から。「booby」は、「のろま」の意のスペイン語「bobo」に接尾語「-y」が付いた語。本来は最下位の者にい...
【意味】 イヌの一品種。大きさにより、スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイなどに分ける。毛色は白が多い。長毛だが、普通は腰・関節部意外の四肢を刈りこむ。もと水鳥の狩猟用で、関節部を保護した名残といわれる。現在は愛玩...
【意味】 好機に乗じて世に頭角を表した人。 【語源・由来】 「風雲児」の「風雲」は、竜が風と雲とを得て天に昇るように、英雄豪傑などが世に頭角を表すよい機会、また、世が大きく動こうとする気運をいう。そこから、好機に乗じて世...
【意味】 はやり。流行。特に服装・髪形などについていう。また、転じて、服装。 【語源・由来】 「ファッション」は、流行、形づくる、適合させるの意の英語「fashion」から。「fasion」は、作ることの意のラテン語「f...
【意味】 鎖などで吊り下げられた板に乗り、前後に揺らして遊ぶ遊具。 【語源・由来】 ポルトガル語のbalanço(バランソ、英語のバランス、スィングの意もある)からという説。また、擬態語「ぶらり」「ぶらん」などからできた...
【意味】 化学実験に用いるガラスの容器。徳利状に首が細くなっている。 【語源・由来】 ラテン語のフラスカ(flasca)が語源。英語ではフラスク(flask)、ドツ語ではフラッシェ(flasche)、スペイン語・ポルトガ...
【意味】 いばって体を反り返らせる。 【語源・由来】 「踏み反り返る」が転じたもの。「ふん」は、「ふみ(踏み)」が撥音便化した語で、踏ん張るという意。「ぞり」は「そる(反る)」が連濁したもので、上体を後ろの方へ曲げる意。...
【意味】 気の毒なこと。かわいそうなこと。 【語源・由来】 この意では「不憫」とも書くが、当て字。もとは「不便」。明治以降、都合の悪いことの意を「不便(ふべん)」と読むようになったが、それ以前は、この意でも「ふびん」と読...
【意味】 字や絵をかく道具。 【語源・由来】 古くは「文手(ふみて・ふみで)」といい、奈良時代以前から使われる筆記具。 「文手」の「文」は手紙の意、「手」は書くことの意。文を書く道具の意から。「ふみで」「ふみて」が、「ふ...
【意味】 言動に愛想のないさま。 【語源・由来】 水飴を煮つめて回転させながら、引き伸ばして切っただけの白い棒状の「打っ切り飴」(ぶっきりあめ)を「打っきり棒」といい、転じて、ぶっ切られたさまや、味や形に変化がないことか...
【意味】 洗練されていないこと。無風流なこと。 【語源・由来】 ぶしつけである意の「骨 (こち) 無し」を音読みにした語。
【意味】 鍛冶屋などが使う、火をおこすための送風装置。 【語源・由来】 もとは獣皮でつくった皮袋を用いたことから「吹革(ふきがわ)」といった。のち、「ふいごう」に変化して、「ふいご」になった。
【意味】 複数の有毒物質が混じり合うことによる、毒性の高い汚染。 【語源・由来】 一九七四年一〇月一四日から一九七五年六月三〇日まで、朝日新聞に連載された有吉佐和子の長編小説。環境汚染問題について社会に警鐘を鳴らすことを...
【意味】 値打ちを知らない者には、どんな価値のあるものでも無意味であるということ。 【語源・由来】 『新約聖書、マタイ伝七章』の山上の説教にあることば。「真珠を豚に投げ与えてはならない。それを足で踏みにじり。向き直ってあ...
【意味】 うれしい知らせ。吉報。 【語源・由来】 原語のギリシャ語では「ユーアンゲリオン」で、元々は戦争で勝利したという知らせのことの意。漢訳聖書からの借用で、英語ゴスペルの訳語。新約聖書で、イエス・キリストの死と復活を...
【意味】 準備を整えて誘っても、人がそれに応じない。 【語源・由来】 『新約聖書・マタイ伝・十一章』に「笛を吹いたのに踊ってくれなかった。 葬式の歌を歌ったのに、悲しんでくれなかった」とあるのに基づく。
【意味】 厳しくつらい時期を越えれば、幸福が訪れることのたとえ。 【語源・由来】 イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる歌」にある結びの一説。If Winter comes, can Spring be far behi...