フォアグラの語源・由来

【意味】
特殊な飼育法によって肥大させた、鵞鳥あるいは鴨の肝臓。高級な料理材料として珍重され、オードブルなどに用いる。フォワグラ。

【語源・由来】
「フォアグラ」は、フランス語「foie gras」から。肝臓の意の「foie」+太ったの意の「gras」から成る語。「foie gras」は、古期ラテン語で太らせた肝臓の意の「jecur ficautum」と呼んだ。肝の意の「jecur」+無花果の意の「ficus」から成る語で、当時は、無花果で太らせたことから。のちに、「jecur」が無くなり、「ficautum」だけで太らせた肝臓の意になり、それがフランス語に入り、「foie」になった。これが、「フォアグラ」の「フォア」の語源。「グラ」は、濃厚なの意のラテン語「cassus」から。

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