へなちょこの語源・由来
【意味】 未熟な者。 【語源・由来】 「へな」は、腰砕けの状態を表す「へなへな」の「へな」で、「 ちょこ」は「ちょこまか」など目立たない小さな動作を表す「ちょこ」といわれている。また、漢字で「埴猪口」と表記されることもあ...
【意味】 未熟な者。 【語源・由来】 「へな」は、腰砕けの状態を表す「へなへな」の「へな」で、「 ちょこ」は「ちょこまか」など目立たない小さな動作を表す「ちょこ」といわれている。また、漢字で「埴猪口」と表記されることもあ...
【意味】 ぼんやりした人や役に立たない人。 【語源・由来】 昼間に行灯(あんどん)を灯しても何の意味もないことから。 ※行灯は照明器具の一つ。持ち運ぶもの、室内に置くもの、壁に掛けるものなど様々な種類がある。もともとは持...
「のろま」、または「鈍間」とは、動作や思考が遅く鈍いこと、またはそのような特性を持つ人を指す言葉です。 この言葉の由来は、江戸時代の人形遣いである野呂松勘兵衛が演じた「間狂言」というものの中の「野呂間人形(のろまにんぎょ...
「脳たりん」という言葉は、人をからかう時や愚か者を指して使われる際の言葉です。 この言葉の背景には、「脳味噌が足りない」という意味が元となっています。 言い換えれば、知識や判断力が不足していることを示唆する言葉として使わ...
「人三化七」という言葉は、容貌の醜い女性を指す言い回しとして使われます。 これは文字通り、「三割は人間に見え、七割は化け物のように見える」という意味を持っています。 つまり、全体の10割の中で、人間らしさや美しさが3割し...
「とんちき」は、気の利かない人やまぬけを指す言葉として使われます。 この言葉の由来は、「とんま」の「とん」と、言葉の後ろにつけると軽蔑的なニュアンスが生まれる「ちき」(「いんちき」や「高慢ちき」などから)が組み合わさった...
「年増」という言葉は、女性が娘盛りを過ぎた頃の年齢を指す際に使われる言葉です。 この言葉の起源は、年上を意味する「年増(としまさり)」にあります。 江戸時代の遊郭、すなわち遊女が働く場所で、最盛期を過ぎた遊女たちを指して...
「畜生」という言葉は、元々「人に飼われて生きるもの」を指し、ここから鳥や獣、虫、魚などを総称して言う意味として使われていました。 さらに、仏教においては「六道」という考え方があり、生きとし生けるものが死後転生する六つの世...
「総領の甚六」は、日本の言葉で、お人よしの長男や跡取り息子を指す表現です。 「総領」は、家族内での長男や跡取り息子のことを指します。 一方、「甚六」は、「お人よし」や「愚か者」という意味があり、この言葉だけでも、どこかぼ...
「ずべ公」という言葉は、不良少女を指す俗語として使われることがあります。 その語源に関して、まず「ずべ」の部分は、「ずぼら」の変形である「ずべら」という言葉から来ています。 この「ずべら」は、投げやりで、手を抜いて物事を...
「すかたん」という言葉は、見当違いをした人を指して使われる言葉です。 この言葉の成り立ちは、2つの部分に分けられます。 まず、「スカ」の部分は「透か」を意味しており、何もない、空虚な状態を表します。 次に、「たん」の部分...
「あんぽんたん」または「安本丹」という表現は、日本語で「愚か者」を意味しますが、その語源はかなり面白い経緯を持っています。 この言葉は、もともと「阿呆」(あほう、あほ)と「だらすけ」を複合させた「あほだら」または「あほん...
「阿婆擦れ(あばずれ)」は、ずうずうしい、または道徳的に問題のある女性を指す日本語の俗語です。 この言葉の語源にはいくつかの説がありますが、一般的には「あば」と「ずれ」という二つの部分から成り立っています。 「あば」には...
「青二才」という表現は、若くて経験が少ない、つまり未熟な男性を指す言葉です。 この言葉の「青」という部分は、未熟や経験不足を表す一般的な修飾語として使われます。 たとえば、「青臭い」や「青侍」などでも、「青」は未熟や未完...
【意味】 誘惑に乗ること。 【語源・由来】 若い人妻の不倫が題材の三島由紀夫の小説「美徳のよろめき」から。「よろめき」という言葉は流行語になり、「よろめき夫人」「よろめきドラマ」という言葉が生まれた。
【意味】 関係者の話が食い違い、真相がわからないこと。 【語源・由来】 殺人事件の関係者の証言が食い違うさまを描いた芥川龍之介の同名の短編小説から。
【意味】 複数の有毒物質が混じり合うことによる、毒性の高い汚染。 【語源・由来】 一九七四年一〇月一四日から一九七五年六月三〇日まで、朝日新聞に連載された有吉佐和子の長編小説。環境汚染問題について社会に警鐘を鳴らすことを...
【意味】 微笑とも苦笑ともつかない笑い。苦笑い。 【語源・由来】 小説家の久米正雄の造語。芥川龍之介も「侏儒の言葉」で「久米正雄君所生の」言葉として紹介してる。
「団塊の世代」という言葉は、昭和20年代前半に生まれたベビーブーム世代を指します。 この言葉の起源は、作家の堺屋太一が書いた同名の小説「団塊の世代」にあります。 この小説が大変な人気となり、そのタイトルがそのまま昭和20...
「太陽族」という言葉は、戦後の日本で見られた、既存の秩序に縛られず、自由奔放に行動する若者たちを指す言葉として使われました。 この言葉の起源は、石原慎太郎の小説「太陽の季節」に由来します。 この小説では、戦後の混乱期に生...
「声帯模写」という言葉は、著名人や動物の声を真似る芸を指します。 この言葉の語源は、大正時代の終わり頃に人気を博した喜劇俳優、古川緑波(ふるかわろっぱ)に由来します。 彼はものまねのパフォーマンスで知名度を上げた人物で、...
「斜陽族」という言葉は、時代の変遷に伴って落ちぶれてしまった上流階級を指す言葉です。 この言葉の由来は、1947年に太宰治の作品『斜陽』が文芸雑誌「新潮」で連載されたことに始まります。 この作品の影響で「斜陽族」という言...
「死の灰」という言葉は、放射性の微粒子を俗称として指す言葉です。 この名前の由来は、1954年、日本の漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁でアメリカが行っていた水爆実験の影響を受けた事件に端を発します。 この事件で、漁船の乗組...
「死線を超える」という表現は、生死の境界や危機的な状況を超えて、その困難を乗り越える意味を持っています。 この言葉の起源は、1920年(大正9年)に賀川豊彦が発表した自伝小説『死線を越えて』に遡ります。 この作品では、主...
「三等重役」という言葉は、実際の権限や実権を持たない、名前だけの重役を指す言葉として使われます。 この言葉の起源は、源氏鶏太の同名の小説「三等重役」に由来しています。 この小説の中で、実権を持たない名ばかりの役職や立場を...
「五輪」という言葉は、オリンピックを指す言葉として用いられます。 この言葉の由来は、読売新聞の記者、川本信正氏が考案したものです。 彼は、新聞のスペースを効率的に使うために、この簡潔な言葉を生み出しました。 また、オリン...
「恍惚の人」という言葉は、老人痴呆症の人を指す表現として使われます。 この言葉の由来は、有吉佐和子の同名の長編小説「恍惚の人」に関連しています。 この小説は昭和47年、すなわち1972年に発表されました。 作中では老人問...
「黒い霧」という言葉は、不正や犯罪行為を指すもので、その由来は松本清張のノンフィクション作品『日本の黒い霧』に関連しています。 この作品は、政財界の裏側に隠されたスキャンダルや不正行為についての告発的な内容を含んでおり、...
「業績(ぎょうせき)」という言葉は、日本の作家であり、医師でもある森鴎外によって造られたとされています。 森鴎外はその著書『妄想』において、「業績」という造語を自分が自然科学界に置き土産としてきたと記しています。 この文...
「彼氏(かれし)」という言葉は、昭和初期に日本で考案されました。 この言葉を広めたのはタレントで漫談家の徳川夢声とされています。 彼は自身のラジオ番組で、女性の恋人を指す「彼女」に対応する形で「彼氏」という言葉を使用しま...