わりした【割下】の語源・由来
【意味】 鍋料理などに用いる煮汁。 【語源・由来】 「割り下地」が略された語。「下地」は味付けの基礎としてとくに醤油を意味する。それを出し汁・砂糖・みりん・酒などの他の調味料で割ることから。
【意味】 鍋料理などに用いる煮汁。 【語源・由来】 「割り下地」が略された語。「下地」は味付けの基礎としてとくに醤油を意味する。それを出し汁・砂糖・みりん・酒などの他の調味料で割ることから。
【意味】 湯を沸かす金属の容器。 【語源・由来】 「やくかん」の転。もとは、煎じ薬を煮出すのに利用されていた薬鑵(やくかん)のこと。
【意味】 仲間や兄弟から一人前に扱われない子供。 【語源・由来】 「味噌滓(みそかす)」の変化した語で、味噌をこし器でこしたあとに残った滓(かす)の意。価値がなく、役に立たないことからたとえていうもの。
【意味】 食べ物を庖丁で切る時に用いる板。 【語源・由来】 「まな」は「真魚(まな)の「板」の意からとされ、のち、同義の「俎」を当てた。「俎」一字で「まないた」とも読む。
【意味】 料理に使う刃物。 【語源・由来】 元来は「庖丁(ほうてい)」で、古代中国の伝統的な料理人の名。『荘子・養生主篇』の中に、文恵君のために庖丁が上手に牛を骨と肉に分けた話がある。転じて、料理人の意。日本では「ほうち...
「鍋」は、私たちの日常生活に欠かせない煮炊きするための器です。 この言葉の語源に関しては複数の説が存在しますが、一つの主張として、「なべ」という言葉は「な」と「へ」の組み合わせから成り立っているとされています。 ここでの...
「手前味噌」という言葉は、自分で自分をほめる、つまり自慢することを意味します。 この表現の背景には、言葉のそれぞれの部分が持っている意味が関わっています。 まず、「手前」という部分には、「自分の目の前」や「自分ですること...
「手塩に掛ける」という表現は、「自ら世話をして育てる」という意味で使われます。 この言葉の背景には、古くからの日本の食文化が関連しています。 「手塩」とは、かつて食事の際に膳の不浄を払う目的で小皿に盛って用意されていた塩...
「箍が外れる」という表現の背景には、昔の日本の生活風景があります。 この言葉における「箍(たが)」は、桶や樽を形作るための板をまとめて固定するための、竹や金属でできた輪を指します。 桶や樽は、多くの板が組み合わさってでき...
「総菜」という言葉は、日常の食事で主食以外の副食物を指す言葉として使われています。 この語の起源を考えると、奈良時代には「菜」という文字が「な」と読まれ、それは元々野菜を意味していました。 しかし、時間とともにこの「菜」...
「漏斗」という言葉は、口の狭い容器に液体を注ぐための具体的な道具を指すものです。 この言葉の背景には、酒好きな「上戸」のイメージが結びついています。 具体的には、液体が容器に順調に注がれる様子を、酒好きな「上戸」が酒を飲...
「杓子定規」の表現は、古くから使われる杓子という道具に関連しています。 杓子は、汁をすくうためや飯を取り分けるための道具で、伝統的にはその柄が曲がっていました。 この曲がった柄を一つの基準として物事をはかることから、不適...
「七輪」とは、土製のコンロを指す言葉として知られています。 この名前の由来は、そのコンロを使って物を煮炊きする際に、わずかな量の炭、具体的には七厘(しちりん)ほどの値段の炭で足りるという点から名付けられました。 古くから...
「胡麻を擂る」という言葉の由来は、炒った胡麻をすり鉢で擂るときの様子からきています。 胡麻をすり鉢で擂ると、胡麻の粒がその内側にくっつきます。 この様子が、人が他人にべたべたと擦り寄るさま、つまり、相手の機嫌を取ることや...
糞味噌(くそみそ)という表現は、さんざんに悪く言うさまを表す日本語の俗語です。 この語の語源と由来については、糞(くそ)と味噌(みそ)という二つの要素が組み合わさっています。 糞は一般的に汚れたものや価値のないものを指す...
「お手盛り」という言葉は、都合よく取り計らうこと、あるいは自分で好きなように状況を整えることを意味します。 この表現の語源は、文字通り「自分で食べ物を食器に盛る」行為から来ています。 もともと「お手盛り」は、自分自身で食...
「おさんどん」という言葉は、台所仕事や台所仕事をする人を指す日本語の表現です。 この言葉はいくつかの要素から成り立っています。 まず、「さん」は数字の「三」を指しています。 これは江戸時代において、三女に「おさん」という...
「いびつ」という言葉は、元々は「飯櫃(いいびつ)」という木製の容器から派生した語です。 飯櫃とは、炊いたご飯を保存するための容器で、多くの場合、その形は楕円形でした。 この楕円形という特性が、後に「いびつ」の言葉として一...
「一夜漬け(いちやづけ)」という言葉は、一晩で仕上げるという急な勉強や仕事を指します。 この表現の語源は、文字通り「一夜で漬けた漬物」から来ています。 通常、漬物を作る際には時間をかけて熟成させるのが一般的ですが、一夜漬...
「塩梅(あんばい)」という言葉は、料理の味加減や物事の具合を指す日本語の表現ですが、その語源と由来は非常に興味深いものがあります。 元々この語は「えんばい」と読み、塩と梅酢を合わせた調味料を指していました。 この語は漢籍...
“後釜(あとがま)”という言葉は、その語源としては、文字通り「後でくる釜」を指します。 元々この語は、炉やかまどで前の釜(前任者や前の状態)が取り外された後、その火がまだ消えていない状態で次の釜を...