めし【飯】の語源・由来
【意味】 米を炊いたもの。 【語源・由来】 動詞「食べる」の尊敬語「召す」の連用形「召し」が、名詞化したもの。
【意味】 米を炊いたもの。 【語源・由来】 動詞「食べる」の尊敬語「召す」の連用形「召し」が、名詞化したもの。
【意味】 目つきで知らせること。 【語源・由来】 古くは、「めくわす(目食はす)」の形で、「食はす」は、「合わせる・一体化する」という意味で、目で合図をする意を表した。その名詞化が「めくはせ」。「めくばせ」と濁る形が現れ...
【意味】 おしゃれをする。 【語源・由来】 「冗談めかす」「ほのめかす」などの「そのように見せかける」「~らしくする」意の接尾語「めかす」が独立して動詞化したもの。「危めかす」の略か。もとは外見をとりつくろう意。転じて、...
【意味】 妻をもつ男性と関係をもち、経済的な援助を受ける女性。 【語源・由来】 「目を掛ける」の意からで、古くは「目掛」とも書いた。男が目を掛けて世話をする女の意になった。
【意味】 精一杯。 【語源・由来】 「目」は、はかりの目盛りのことで、「目一杯」は目盛りぎりぎりいっぱいまでという意味。
【意味】 自分の子供。 【語源・由来】 「むす」は生まれる、生じるの意で、「苔生す(こけむす)」の「生す」と同じ。息子は「生す子(産す子)」が変化したもの。娘の「むす」は「生す女(産す女)」が変化したもの。
【意味】 わかりにくい。 【語源・由来】 室町時代ごろまでは「むつかし」。不愉快に思う意の動詞「むずかる(むつかる)」の形容詞形で、うっとうしいなどの感情をいうのが原義。「むつかしい」とも
【意味】 上品で優美なこと。 【語源・由来】 「都人(みやこびと)風をする」「宮廷風をする」意の動詞「みやぶ」の連用形が名詞化したもの。「みや」は「宮」の意。
【意味】 皇居のある土地。 【語源・由来】 もと「宮処(みやこ)」。「みや」は「み(御)+や(屋)」の意で、御殿・宮殿のことをいい、本来は神霊のいるところ、すなわち「宮」をいった。「こ」は「処」で、ここ、そこ、いずこなど...
【意味】 旅先などから持ち帰る、その土地の品物。 【語源・由来】 古くは「みあげ(見上げ)」といった。よく見て選び、人に差し上げる品物のことをいった。その土地の産物の意の「とさん(土産)」と混同され、室町時代以降、この字...
【意味】 神をまつったところ。神社。 【語源・由来】 もとは「御屋(みや)」で、神のいる建物の意。
【意味】 物事の起こるはじめ。 【語源・由来】 もとは「水(み)な本(もと)」から来た語。「な」は「の」の意。水の流れ出るもと、水源をいい、そこから転じたもの。
【意味】 船が安全に停泊できる設備を整えたところ。 【語源・由来】 みなとの「み」は「水」、「な」は古い連体助詞で「の」、「と」は「門」で、「水の門」の意。水(海)の出入り口をいった。『古事記』や『日本書紀』では、「水門...
【意味】 見かけ。外見。 【語源・由来】 「これを見てくれ」と言わんばかりに見せびらかす意から、外観の意ができた。
【意味】 体裁が悪い。 【語源・由来】 見たくもない意の「見とうもない」の転。 【語源由来の出典】 ・大言海 ・江戸語大辞典=前田勇 【参考】 中世の「見たくもなし」が「見たうもない」「見とむない」などを経て、近世後期に...
【意味】 商店を並べて売るところ。 【語源・由来】 商品を陳列する台や場所を「見世棚(みせだな)」といい、のち、建物そのものをいうようになった。「みせ(店)」はその略から。
【意味】 外見が貧弱である。 【語源・由来】 「身が窄る(すぼる)ようになる」意。「窄る」は、「狭くなる」「縮む」「小さくなる」といった意味の動詞。
【意味】 水をたたえたくぼ地。池や沼より大きなもの。 【語源・由来】 「水海」の意からとされる。もともと、「海」は大水をたたえたところをいい、池や沼をを指すこともあったが、塩水のところを「塩海・潮海(しほうみ)」、淡水の...
【意味】 見るにしのびないほど、あわれなこと。また、自分がひどく情けなくあわれに感じられること。 【語源・由来】 「見じ」と「目」からなる語。「見じ」の「じ」は打消し推量の助動詞で、「見たくない」の意。「 目」は「痛い目...
【意味】 おり。ころ。 【語源・由来】 もとは「水限」(みぎり)で、雨滴の落ちる際の意。とくに、軒下の雨滴を受けるための石を敷いた場所のこと。転じて、庭の意。のち、そうした空間的な区切りの意が発展して、時間的な区切りもい...
【意味】 よそから訪れる人。訪問客。 【語源・由来】 古い形は「まらひと」で、「稀にやってくる人」の意。のちに「まろうと」。江戸時代以降は「まろうど」に変化した。
【意味】 かいがいしくて、まじめに働くさま。 【語源・由来】 誠実である意を表す古語「まめなり」の「まめ」を重ね、形容詞化した語。「忠実忠実しい」は当て字。
【意味】 まぶたのふちに生えている毛。 【語源・由来】 「目の毛」(まのけ)の意。「まつげ」の「つ」は、奈良時代の格助詞で「の」の意。
【意味】 本当。真実。 【語源・由来】 「ま」は「真 (ま)」で接頭語。「こと」は、「事(こと)」または「言(こと)」で言葉や事柄の意。そこから、真実のことば・事柄の意に転じた。
【意味】 売春の客引き。 【語源・由来】 もとは、土地に不案内なもの、ぼんやりしたものをだまして金品を巻き上げるもののこと。ぼんやりものを引っ張ってだますことから「ぼん引き」といい、それが転じたものといわれる。また、盆の...
【意味】 燃えている火の先。 【語源・由来】 「火の穂(先端)」の意からの転。
【意味】 いばって体を反り返らせる。 【語源・由来】 「踏み反り返る」が転じたもの。「ふん」は、「ふみ(踏み)」が撥音便化した語で、踏ん張るという意。「ぞり」は「そる(反る)」が連濁したもので、上体を後ろの方へ曲げる意。...
【意味】 気の毒なこと。かわいそうなこと。 【語源・由来】 この意では「不憫」とも書くが、当て字。もとは「不便」。明治以降、都合の悪いことの意を「不便(ふべん)」と読むようになったが、それ以前は、この意でも「ふびん」と読...
【意味】 字や絵をかく道具。 【語源・由来】 古くは「文手(ふみて・ふみで)」といい、奈良時代以前から使われる筆記具。 「文手」の「文」は手紙の意、「手」は書くことの意。文を書く道具の意から。「ふみで」「ふみて」が、「ふ...
【意味】 言動に愛想のないさま。 【語源・由来】 水飴を煮つめて回転させながら、引き伸ばして切っただけの白い棒状の「打っ切り飴」(ぶっきりあめ)を「打っきり棒」といい、転じて、ぶっ切られたさまや、味や形に変化がないことか...