やくそくのち【約束の地】の語源・由来
【意味】 あこがれの地。 【語源・由来】 旧約聖書「創世記」で、「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神がアブラハムの子孫に与えることを約束した土地、カナンのこと。カナンは、現在のパレスチナ地方にあたる。
【意味】 あこがれの地。 【語源・由来】 旧約聖書「創世記」で、「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神がアブラハムの子孫に与えることを約束した土地、カナンのこと。カナンは、現在のパレスチナ地方にあたる。
【意味】 九人ずつの二チームが、攻守に分かれて、得点を競い合うスポーツ。ボールを打って走者を進め、走者が一周すれば得点になる。 【語源・由来】 英語baseballの訳語。明治初期にアメリカ人教師ウィルソンによって伝えら...
【意味】 古代インドの鬼神。また、俗に恐ろしい女性のたとえ。 【語源・由来】 梵語yakṣaの音写。神聖な霊的存在で元は古代インドの神。仏教では、法を守る八部衆の一つ。毘沙門天の眷属で、北方の守護にあたる。また、外面似菩...
【意味】 ちょっと聞きかじっただけで知っているつもりになっている人。 【語源・由来】 禅宗で、まだ悟りきっていないのに悟ったかのようにふるまう人を野ぎつねにたとえたことば。
【意味】 今となっては仕方がない。もうおしまいだ。 【語源・由来】 漢文で、慨嘆・絶望を表す「已矣」を訓読みし、簡単の意を表す「乎」や「哉」がついた。「已矣乎」「已矣哉」も「やんぬるかな」と読む。「やみぬるかな」の転。
【意味】 分を超えた大きな望み。 【語源・由来】 もとは、謀反を企てる心の意。山犬や狼の子は、人に飼われていても野生の本性を忘れず、飼い主を害そうとすることから。『春秋左氏伝』に「諺にいわく、狼子は野心と」とある。新しい...
【意味】 東京都中央区の地名。 【語源・由来】 徳川家康の国際情勢顧問や通訳として活躍したオランダ人ヤン・ヨーステン(耶楊子・やようす)の屋敷があったことに由来する。慶長五年に、徳川家康から与えられた屋敷の周辺が「やよす...
【意味】 ヤドリギ化の常緑低木。エノキ・ブナなどに寄生する。 【語源・由来】 エノキ・桜など落葉樹の樹上に寄生することから。「寄生木」とも書く。
【意味】 ウコギ科の常緑低木。 【語源・由来】 掌状に七から十一に裂けて切れ込んでいる葉を、人の掌に見立てたもの。「八」は数が多いという意。
【意味】 トカゲに似た爬虫類の一種。 【語源・由来】 人家に住みつくことから「家を守る」の意。家を守る番人と考えられていることから「家守」とも書く。
【意味】 巻貝の殻に住む節足動物。 【語源・由来】 他の貝の殻を借りて住むことから。
【意味】 湯を沸かす金属の容器。 【語源・由来】 「やくかん」の転。もとは、煎じ薬を煮出すのに利用されていた薬鑵(やくかん)のこと。
【意味】 牛肉などを、醤油・砂糖・生姜で甘辛く煮たもの。多く、缶詰用。 【語源・由来】 明治時代に作られるようになったもの。「大和」は日本国の異称。「日本風の味付け」の意で用いられたものと考えられている。また、缶詰は、日...
【意味】 開いた泥鰌とささがきごぼうを鍋で煮込み、卵でとじた料理。 【語源・由来】 江戸時代、日本橋横山町の柳川という屋号の店で創案されたから。また、使われていた土鍋が、柳川(福岡県)産の土鍋だったからともいわれている。
【意味】 家や組織を支える資力。また、それを生み出す主要な働き手。 【語源・由来】 屋台骨とは、屋台(屋根のある移動可能な台)の骨組み、または家屋の骨組みのこと。そこから、家や組織を支えるものという意味になった。
【意味】 自分の妻のこと。 【語源・由来】 山神は、女性神として信仰されることが多く、畏怖の対象だった。そのため、口やかましい妻の呼称として「山の神」と言われるようになった。
【意味】 博打打や渡世人。また、暴力団。 【語源・由来】 「三枚」というカブ賭博に由来する。八(や)九(く)三(さ)の目が出ると最低の手となることから。転じて、役に立たないつまらないものの意になった。
【意味】 前もって示し合わせたとおりに事を運ぶこと。 【語源・由来】 「八百長」は、明治時代の八百屋の店主「長兵衛(ちょうべえ)」に由来する。長兵衛は通称「八百長」といい、囲碁の腕前はなかなかのものであった。よく相撲の年...
【意味】 万が一の幸運をねらって物事をする。そうなるであろうと予想して準備する。山を張る。 【語源・由来】 「山」は「鉱山」のことで、金や銀など貴重な鉱脈のありそうな山を予想して、そこへ採掘資金をつぎ込むことから。とくに...
【意味】 年をとったり衰えたりして鈍くなる。ぼける。 【語源・由来】 「焼き」は、刃物を作る際に行う「焼き入れ」のことで、熱を入れる際、火が行きわたりすぎるとかえって切れ味が悪くなることから。
【意味】 気がはやりじっとしていられない。気持ちを抑えられない。 【語源・由来】 「堪らない」はこらえきれないという意味。敵の攻撃が激しく、矢で攻めても盾で防いでも勢いを止めることができない様子から生じた用法。
【意味】 大勢の中から選び出し、攻撃や非難の対象にする。 【語源・由来】 「槍玉」は、手玉を扱うように槍を自由自在に操ることをいう。また、槍で人を突き刺すこと。槍で人を突き刺し、高く突き上げることを「槍玉を挙げる」といい...
【意味】 どんなことがあろうとも。 【語源・由来】 武具である槍が空から降ってくるはずがないが、槍が降ってくるような難事がふりかかっても成し遂げるという固い決意を表現した言葉。
【意味】 出し抜けに事を仕掛けること。相手の不意をつくこと。 【語源・由来】 もとは、暗闇に紛れて殺人を行うという意味だったが、後に、暗闇に乗じての意味は失い、不意を襲うという意味だけが残った。「不意打ち」はほぼ同義。
【意味】 すぐに。いきなり。 【語源・由来】 「矢庭」は、矢の飛び交う場のこと。今矢を射ている場所のことで、「その場で」の意だけが残った。そこから即座にの意が生じた。
【意味】 続けざまに物事を行うさま。 【語源・由来】 「矢継ぎ」とは、矢を放ったあとに、次の矢をつがえることで、矢を継ぎ変える動作が早いことからいう。
【意味】 抗議や非難をまともに受ける立場に立つ。 【語源・由来】 「矢面」とは、敵の矢が飛んでくる正面のことで、そこに立ちはだかることからのたとえ。質問や非難を飛んでくる矢に見立てた言葉。
【意味】 ずたずたに裂くこと。 【語源・由来】 「八つ裂き」とは、八つ裂きの刑のこと。罪人の両足または両手両足をそれぞれ二頭ないし四頭の牛の角に繋いで、反対方向に牛を走らせ、四肢を引き裂くという極刑のこと。「牛裂き」とも...
【意味】 勘に頼って決めること。当てずっぽう。 【語源・由来】 戦国時代の武将、山本勘助の名からとの説がある。山本勘助は武田信玄の参謀として活躍し、軍略にたけていたといわれる。また、山師の勘の略とする説がある。