うらづけ【裏付け】の語源・由来

「裏付け」という言葉は、元々室町時代において、証文や契約などの文書に押される裏判(保証の印)を指していました。

この裏判は、文書の内容が正確であり、担保されていることを示すために用いられたものです。

このような具体的な行為から言葉が広がり、明治時代以降、それが比喩的に使われるようになりました。

具体的には、何らかの事実や状況が確かであると証明する証拠や根拠を意味するようになったのです。

例えば、ある主張に対する「裏付け」は、その主張が正しいと証明する証拠やデータを指す場合が多いです。

このように、「裏付け」は、時代と共にその意味を広げ、今日では主に事実や主張の確からしさを証明する証拠や根拠を指すようになっています。

うらづけ【裏付け】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「裏付け」という言葉の基本的な意味、語源と歴史的背景、その意味がどのように進化してきたのか、そして一般的な用途についてカンタンにまとめます。
項目 詳細・内容
基本的な意味 何らかの事実や状況が確かであると証明する証拠や根拠。
語源・歴史的背景 室町時代に、証文や契約などの文書に押される「裏判(保証の印)」が元となっている。
進化 明治時代以降、比喩的に使われるようになり、事実や主張の確からしさを証明する証拠や根拠という意味に広がった。
用途 主張や事実が正確かどうかを示すために使用される。例:ある主張に対する「裏付け」は、その主張が正しいと証明する証拠やデータ。

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