とんちんかん【頓珍漢】の語源・由来

「頓珍漢」という言葉は、ちぐはぐな行動や言動をすること、またはそのような人を指す言葉です。

この言葉の由来は、鍛冶屋の仕事の中からきています。

鍛冶屋では、師匠が金属を打つ際の槌の音と、それに続く弟子の槌の音が交互に響くものでした。

しかし、弟子の槌の音が師匠のリズムと合わずに「トンチンカン」とずれて響くことがありました。

このリズムがそろわない様子が、何かがちぐはぐで合っていない様子を表すようになったのです。

「頓珍漢」という表記は、この音や様子を形容するための当て字として使われるようになりました。

とんちんかん【頓珍漢】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「頓珍漢」という言葉の意味や起源に関する情報をカンタンにまとめます。
ポイント 説明
意味 ちぐはぐな行動や言動をすること、またはそのような人
由来 鍛冶屋の仕事の中の槌の音
鍛冶屋の様子 師匠と弟子の槌の音が交互に響く
「トンチンカン」の起源 弟子の槌の音が師匠のリズムとずれること
表記の起源 ちぐはぐな様子を形容するための当て字として「頓珍漢」

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