だいふく【大福】の語源・由来

【意味】
①大きな福運。また、非常に富んで運が良いこと。
②大福餅の意。

【語源・由来】
室町時代には、「大福」は丸くふっくらした形がウズラに似ていることから「鶉餅(うずらもち)」と呼ばれていた。また、江戸時代には、ウズラの腹がふくれていること、大きさが今よりも大きくて腹持ちが良かったことから「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれていた。この頃は小豆に塩を入れた餡だった。
明和8年に、小石川のおたよ(お玉とも)が、中の餡を砂糖で甘くして小さくし、名を改め、「大腹餅」として売り出したとされるが、はっきりしない。

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