しろうと【素人】の語源・由来

【意味】
①ある物事に経験のない人。その事を職業としない人。専門でない人。しらひと。
②素人女の略。

【語源・由来】
「素人」は、平安時代には「白人(しろひと)」と言い、芸のない芸人いった。それが、室町時代に「しらうと」、江戸時代に「しろうと」と変化した。「白人」が「素人」に漢字表記が変わった理由は定かではないが、「素」には、一般的に多く用いられる「ありのまま」という意味の他に、平凡な、みすぼらしいの意味もあり、そこからと考えられる。
「素人」の対義語「玄人」は、「白人」に対して生じた語で、元は「黒人」といった。

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