サボるの語源・由来

「サボる」という言葉は、仕事や学業などを怠けたり、ずる休みをするという意味で使われます。

この語の由来は、フランス語の「sabotage（サボタージュ）」からきています。

サボタージュは、労働者が経営者に損害を与えるための方法として、仕事を意図的に停止させる、あるいは機械を壊すといった行為を指します。

これは、経営者側との交渉や労働争議の際に労働者側が使用する戦術の一つであり、その目的は経営者からの譲歩を引き出すことです。

「サボる」という日本語の言葉は、この「sabotage」を短縮して「サボ」とし、それを動詞化したものです。

従って、「サボる」とは、本来の職務や責任から逃れる、もしくは怠ける行為を意味します。

「サボる」の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「サボる」という言葉の語源やその背景をカンタンにまとめます。

キーポイント	詳細
現代での意味	仕事や学業を怠ける、ずる休みする行為を指す。
語源	フランス語の「sabotage（サボタージュ）」から来ている。
「sabotage」の意味	労働者が仕事を意図的に停止させる、機械を壊すなど、経営者に損害を与える行為。
目的	経営者側との交渉や労働争議の際の労働者側の戦術。経営者からの譲歩を引き出すことを目的としている。
日本語への変化	「sabotage」が短縮され「サボ」となり、それが動詞化されて「サボる」となった。原意としては、本来の職務や責任から逃れる、もしくは怠ける行為を意味している。