「遮る」という言葉は、もともと「さいぎる」という形で使用されていました。
この「さいぎる」は、言葉「先切る(さききる)」が音の変化を経てできたものです。
ここでの「先切る」は、先に行動を取る、または何かを中断させるという意味を持っていました。
鎌倉時代には、この「さえぎる」という言葉の使用例が文献などに記録されています。
そして、時代が進むにつれて、「さいぎる」が「遮る」という形に転じ、現代の言葉として使われるようになりました。
この変化を通じて、遮るは途中で邪魔をする、行動を中断させる、視線を遮るなどの意味を持つようになりました。
さえぎる【遮る】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「遮る」という言葉の起源、初期の形、由来、初出、および現代での形と意味に関する情報をカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
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初期の形 | 「さいぎる」 |
由来の言葉 | 「先切る(さききる)」 → 音の変化で「さいぎる」 |
初期の意味 |
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記録の初出 | 鎌倉時代の文献 |
現代の形 | 「遮る」 |
現代の意味 |
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