「ナイス」という言葉は、英語の「nice」という単語から取り入れられたものです。
その起源を辿ると、ラテン語の「nescius」に行き当たります。
このラテン語は「無知な」や「愚かな」という意味を持っていました。
しかし、言葉の意味は時代や文化によって変わるものです。
この「nice」という単語も、時間の経過とともに意味が変化しました。
「愚かな」という元の意味から、やがて「気難しい」や「繊細な」といったニュアンスへと変わりました。
そして、19世紀頃には「好ましい」という現在のような意味合いになりました。
日本では、この「ナイス」は「good」と同じように広く使われています。
一方、英語圏では「nice」には「好ましい」という意味の他にも、まだ「気難しい」や「好き嫌いが多い」といった意味が残っていることもあります。
このように、言葉は時代や場所によって意味が変わり、多様なニュアンスを持つことができるのです。
「ナイス」の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「ナイス」という言葉の起源や背景、意味の変遷をカンタンにまとめます。
項目 | 説明 |
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言葉 | ナイス |
由来 | 英語の「nice」から取り入れられた |
「nice」の起源 | ラテン語の「nescius」 |
ラテン語の意味 | 無知な、愚かな |
意味の変遷 |
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日本での使用 | 「good」と同じように広く使われる |
英語圏での意味の多様性 | 好ましいの他に、気難しいや好き嫌いが多いといった意味も残っている |