【意味】
(「なまはげ」の「なま」は「なもみ」の意。秋田牡鹿半島地方などで)正月15日夜の行事。青年数人が大きな鬼面をかぶり、蓑を着、木製の刃物・幣束・桶・箱などを携え、家々を訪れて酒宴の供応を受け、祝言を述べる行事。なもみ剥ぎ。
【語源・由来】
「なまはげ」の「なま」は「なもみ」の意。「なもみ」は囲炉裏などの火にあたりすぎて、腕や脚などにできる斑。不精物の象徴とされる。「なまはげ」は包丁でなもみを剥ぎ、無精者を戒める秋田牡鹿半島地方などで行われる行事。「なもみ剥ぎ」が転じて「なまはげ」になった。