こし【腰】の語源・由来

【意味】
①人体の背柱の下部で、骨盤の上部の屈折しうる部分。尻腰。
②衣服などの腰にあたる部分。また、その辺に結ぶ紐の称。
③建物・建具などの中ほどから下の部分。また、器物などの台脚の部分。
④山の麓に近いところ。
⑤(「腰の力」の意)弾力・粘りなど。
⑥構え。姿勢。腰つき。
⑦若の第3句。
⑧兜の鉢の縁に巻いた帯金物。
⑨(助数詞)
ア.腰に帯、また、佩くものを数えるのに用いる語。
イ.矢を盛った箙(えびら)を数えるのにいう語。
ウ.蟇目(ひきめ)の矢四筋をいう語。

【語源・由来】
「腰」の語源は未詳で、胴のくびれているところであることから、「体の層(こし)」の意とする説、上半身と下半身との間にある要所であることから、「越(こし)」の意とする説、韓国語「Xori」と同源とする説など諸説ある。

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