【意味】
バラ科キイチゴ属の落葉小低木の総称。多くの種が広く日本の山野に自生。幹。葉共にとげがあり、茎は叢生。晩春、葉腋に梅の花に似た白色、まれに紅色の五弁花を開く。果実は小核果から成る集合果で、初夏、黄色や紅色に熟し、生食用またジャム・苺酒を製する。モミジイチゴ・カジイチゴ・ベニバナイチゴ・セイヨウキイチゴ(ラズベリー)など100種以上ある。
【語源・由来】
「キイチゴ」とは、「木になるイチゴ」を意味する。一般に「イチゴ」を指す「オランダイチゴ」が草になるのに対して、「キイチゴ」になった。