ききょう【桔梗】の語源・由来

【意味】
①キキョウ科の多年草。夏秋のころ、茎の先端に青紫色または白色の美しい5裂の鐘形花を開く。果実は蒴果(さくか)。山地・草原に自生し、秋の七草の一つ。根は牛蒡(ごぼう)状で太く、乾して漢方生薬の桔梗(根)とし、去痰・鎮咳・消炎薬。古名、おかととき。
②襲(かさね)の色目。
③紋所の名。桔梗の花をかたどったもの。桔梗。細桔梗。八重桔梗。晴明桔梗など。

【語源・由来】
「キキョウ」は、漢名の「桔梗」を音読みした「キチコウ」が転じたもの。漢名の「桔梗」は、乾燥した根が硬いという意味から。

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