「丈六」という言葉は、その起源を釈迦の身長に関する伝承に持ちます。
釈迦の身長は一丈六尺(約4.85メートル)であったという話から、「丈六」という言葉はこの特定の長さを指すようになったのです。
そして、この身長を持つ釈迦の仏像が多く結跏趺坐(けっかふざ、足を組んだ姿)で表現されていたことから、次第に「あぐらをかく」という意味合いが「丈六」に結びつけられるようになりました。
このように、具体的な数値を持つ身長の伝承から、特定の坐り方を指す言葉へと変化していったのが「丈六」の由来です。
じょうろく【丈六】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
ポイント | 説明 |
---|---|
「丈六」の起源 | 釈迦の身長に関する伝承。 |
釈迦の身長 | 一丈六尺(約4.85メートル)。 |
「丈六」の初期の意味 | この特定の長さを指す。 |
仏像の姿 | 釈迦の仏像が結跏趺坐(けっかふざ、足を組んだ姿)で表現されていた。 |
「丈六」の現代の意味 | 「あぐらをかく」という意味合いが結びつけられるようになった。 |