ごうをにやす【業を煮やす】の語源・由来

【意味】
事の運びが予想や期待に反し、いらいらして腹を立てる。業が煮える。

【語源・由来】
「業」が仏教語で、「行為」、「行動」、「身(身体)・口(言語)・意(心)」の三つの行為、またその行為が未来の苦楽をもたらすはたらきを意味するが、「業を煮やす」の「業」は「心」のはたらきのこと。
「煮やす」は、「煮え立たせる」という意味から、怒りの気持ちを激しくすることをいい、平静さを失い、怒りで激しく心が乱されることを「業を煮やす」といった。

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