たき【滝】の語源・由来

「滝」の語源や由来は、水が勢いよくわき上がる様子や、激しく動く様子を表現する言葉から来ています。

古くは「タギ」と呼ばれていました。

これは「たぎつ」や「滾つ」、「激つ」といった、水が激しく沸き立つ、動きが活発であることを示す言葉と関連があります。

「たき」はもともと、河川の瀬の部分で水が急に流れ落ちる場所、つまり急流を指す言葉として使われていました。

しかし、高い場所から垂れ落ちる水、つまり瀑布のことは「垂水」と呼ばれていました。

ところが、平安時代になると、この「垂水」を「たき」と呼ぶようになり、今日に至るまでその呼び名と意味が続いているのです。

たき【滝】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「滝」という言葉の語源、由来、変遷、および関連する言葉や意味をカンタンにまとめます。
項目 説明
表現 「滝」
語源・由来 水が勢いよくわき上がる、激しく動く様子を示す言葉から
古い呼び名 「タギ」
関連言葉
  • 「たぎつ」
  • 「滾つ」
  • 「激つ」(水が激しく沸き立つ、活発な動きを示す言葉)
元の意味 河川の瀬の部分で水が急流として流れ落ちる場所
「垂水」の意味 高い場所から垂れ落ちる水、瀑布
変遷 平安時代に「垂水」の呼び名が「たき」となり、その意味が継続して使用されている

語源由来の言葉を50音別に検索



error: 右クリックできません。