「しょうがない」は、もともと「しようがない」という言葉から派生した表現です。
「仕様」という言葉は「するさま」、つまり方法や手段を意味しています。
ここでの「仕」は「する(為る)」の連用形「し」を指し、漢字で書かれる際には「仕」が当て字として使われています。
「しようがない」の原義は「なす手段や方法がない」という意味であり、困った状況や窮地に立たされたときに、どのように対応すればよいかがわからない、という状態を表していました。
しかし、時が経つにつれて、「しようがない」や「しょうがない」は、ある状況や事態を受け入れるしかない、というあきらめの意味合いで使われるようになりました。
【仕様が無い】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
ポイント | 説明 |
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起源 | 「しようがない」から派生した表現。 |
「仕様」の意味 | 「するさま」、つまり方法や手段を指す。 |
「しようがない」の原義 | 「なす手段や方法がない」、つまりどう対応すればよいかわからない状況を示していた。 |
現代の用法 | ある状況や事態を受け入れるしかない、あきらめの意味合いで使用される。 |