「自分」という言葉は、もともと「分」という部分が「本分」の「分」から来ており、人や物に本来備わっているもの、つまり自分自身の能力や持ち分を指していました。
徐々に「自身」、つまり自分自身を意味するようにも使われるようになりました。
さらに、この言葉は一人称の代名詞としても使われるようになったのです。
もともとは、男性が正式な場や改まった場で使用する言葉として始まりました。
軍隊でもこの言葉が用いられるようになり、その影響で体育会系の男子の言葉としても現代に残っています。
じぶん【自分】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「自分」という言葉の背景や変遷をカンタンにまとめます。
ポイント | 説明 |
---|---|
元々の意味 | 本来備わっているものや自身の能力、持ち分を指す。 |
「分」の由来 | 「本分」の「分」から。 |
変遷 | 徐々に「自身」を意味するように変化。 |
代名詞として | 一人称の代名詞としても使われるようになった。 |
使用の背景 | 最初は男性が正式な場で使用。 |
軍隊での使用 | 軍隊でも使われ、その影響で体育会系の男子の言葉としても残る。 |