したりがお【したり顔】の語源・由来

「したり顔」は、得意そうな、または「してやったぞ」という風に思っている様子の顔つきを指します。

この言葉の中の「したり」は、「し（為）たり」という意味で、事がうまく進んだときの感情や言葉「でかした」と関連しています。

しかし、この「したり」という言葉は状況によっては、失敗したときの「しまった」や「やりそこなった」という意味としても用いられます。

この「したり」という感情や状態を顔に表すことから、「顔」という言葉が付け加えられ、そこから「したり顔」という表現が生まれました。

【したり顔】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「したり顔」の基本的な意味、言葉の起源、用途の多様性、表現の起源などをカンタンにまとめます。

キーポイント	詳細・説明
基本の意味	「したり顔」は、得意そうな、または「してやったぞ」という様子の顔つきを指す。
「したり」の起源	「し（為）たり」という意味で、事がうまく進んだときの感情や言葉「でかした」と関連している。
用途の多様性	「したり」という言葉は、失敗したときの「しまった」や「やりそこなった」という意味としても用いられる。
表現の起源	「したり」という感情や状態を顔に表すことから、「顔」という言葉が付け加えられ、そこから「したり顔」という表現が生まれた。