じ・ぢ【痔】の語源・由来

「痔」という言葉は、肛門やその近くの部分に関する疾患を指す総称です。

具体的には、痔瘻、痔核(疣痔)、切れ痔などの症状を示すものとして使用されています。

この言葉の読みである「ぢ」は、漢音に基づいています。

痔の漢字には病という部首と寺という字が組み合わさっています。

ここで、特に注目すべきは「寺」の部分です。

この「寺」の字は、もともと「そば立つ」や「じっととどまる」、「峠」などの意味を持つものとして用いられていました。

痔という疾病は、特に肛門の近くに留まる特性を持っているため、この「寺」の字を用いて「痔」という漢字が形成されたのです。

じ・ぢ【痔】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「痔」という言葉の意味、由来、及びその背景に関する重要なポイントをカンタンにまとめます。
属性 詳細
言葉
意味 肛門やその近くの疾患の総称
具体的な症状
  • 痔瘻
  • 痔核(疣痔)
  • 切れ痔
読み方の由来 漢音
漢字の成り立ち 病という部首 + 寺という字
「寺」の元々の意味
  • そば立つ
  • じっととどまる
なぜ「寺」が用いられたか 疾患が肛門の近くに留まる特性を持つため

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