かにもじ【蟹文字】の語源・由来

「かにもじ」または「蟹文字」とは、主に欧文や横文字を指す日本での俗語です。

この言葉は明治初期に生まれ、外国語や欧文が日本に多く流入し始めた時代に使われるようになりました。

その名前の由来は蟹の横這いの動きにちなんでいます。

具体的には、日本語の文字は縦書きが一般的ですが、欧文は横書きであり、その文字がページ上で横に進む様子が、蟹が横に這う動きに似ていると考えられたためです。

この比喩は、日本人が当時まだあまり見慣れなかった外国の文字に対して、親しみやすいイメージを持つための工夫とも解釈できます。

また、「蟹行(かいこう)」文字とも呼ばれることがあり、こちらも同じく蟹の横這いに由来する名称です。

このように、「かにもじ」は、日本文化と外国文化が交錯する中で生まれた、視覚的な特徴に基づく名前であり、その背景には日本人が外国文化に触れ合いながら独自の視点で名付けた歴史があります。

かにもじ【蟹文字】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「かにもじ」がどのような時代背景と文化的意味合いを持つのか、またその名前の由来は何かをカンタンにまとめます。
項目 説明
語源 蟹の横這いの動きにちなむ。日本語は縦書き、欧文は横書きで、その動きが蟹に似ているとされる。
誕生時期 明治初期。外国語や欧文が日本に多く流入し始めた時代に使われるようになった。
他の名称 「蟹行(かいこう)」文字とも呼ばれる。同じく蟹の横這いに由来する。
文化的背景 日本人が外国文化に触れ合いながら独自の視点で名付けた。親しみやすいイメージが目的。

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