三昧(ざんまい)という言葉は、元々仏教の用語として使われ、心を一つのことに完全に集中させた状態を指しています。
この言葉は、梵語の「samādhi」から来ており、音写として「三昧」という漢字が当てられました。
宗教的な瞑想の中で、ある一つの対象に対し心をまっすぐに向け、他のものに気が散らないという、深い集中の境地を示しています。
また、これが一心に仏事を行うことを意味する場合もあります。
時代を経て、この言葉は日常の中で「あることに心のままに熱中する」という意味で使われるようになりました。
ざんまい【三昧】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「三昧(ざんまい)」の言葉の起源、元の用途、意味、宗教的な背景、そして現代での用途をカンタンにまとめます。
属性 | 詳細 |
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言葉 | 三昧(ざんまい) |
元の用途 | 仏教の用語 |
意味 | 心を一つのことに完全に集中した状態 |
起源 | 梵語の「samādhi」 |
漢字の使用 | 音写として「三昧」が当てられる |
宗教的意味 | 深い集中の境地、一心に仏事を行うこと |
現代の意味 | あることに心のままに熱中する |