うちわ【団扇】の語源・由来


【意味】
①細い竹を骨とし、紙または絹を張って柄をつけた、あおいで風を起こす道具。多くは円形。
②軍配団扇の略。
③①をかたどった紋所の名。一つ団扇・三つ団扇・団扇梅鉢などがある。

【語源・由来】
「うちわ」は打羽のことで熟字訓。これで打つことで、ハエや蚊などの虫を打ち払っていたことから「打つ羽」となり、「うちわ」となったといわれる。病魔などを撃ち払う魔除けの意味もあったとされる。
平安時代の辞書「和名抄」に「うちは」とあり、貴人の顔を隠すためにも用いた。中国語「団扇」に対する和名が「うちは」で、その後慣用的表記となった「団扇」は意味を示す表記だった。漢字の音や訓と直結しない表記のため、戦後の国語政策によって「当用(常用)漢字表」外となり、現在では仮名書きが一般的。「団」は「まるい」を意味する。

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