うるさい【五月蠅い・煩い】の語源・由来

【意味】
同じ行為・音がくりかえされていやになり、やめてほしいと感じる状態。転じて、相手のすきのない行為に一目置きながらも反発する気持。また、それほどまでにゆきとどいた相手の状態をいう。
①しつこくされてやりきれない。わざとらしくていや気がさす。
②扱いに手間がかかり厄介である。煩雑で面倒である。
③音や声が邪魔になり腹立たしい。やかましい。
④(お説教・嫌味などを)あれこれと言う。口やかましい。
⑤並みで満足せず高い水準を求めてしつこい。
⑥ゆきとどいている。申し分ないほどである。

【語源・由来】
「うるさい」の語源は、「うら(心)」に形容詞の「せし(狭し)」が付いてできた「うるさし」から。外部からの刺激で、心が狭くなる状態のことを指す。「五月蠅い」は、五月の蠅(はえ)の様子を重ね合わせた当て字。

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