【意味】
①地球上の陸地以外の部分で、塩水をたたえた所。地球表面積の約7割を占め、その面積3億6000万平方キロメートル。平均深度3800メートル。
②湖など広々と水をたたえた所。
③あたり一面に広がったもの、また、無数に多く集まっている様にたとえていう。
④硯のほりくぼめて水を貯える所。
【語源・由来】
「海」の語源には諸説あるが、「う」は大きいという意味が転じたもの、「み」は「水」の意味で、「大水(うみ・おほみ)」となった説、「母なる海」というように、「産む」が転じたものとする説がある。古くは、海の果てを「うなさか(海境)」といい、海神の国と人の国とを隔てる境界を意味した。この語も「う」は「海」を意味する。