うじ【氏】の語源・由来


【意味】
①血縁関係のある家族群で構成された集団。
②古代、氏族に擬制しながら実は祭祀・居住地・官職などを通じて結合した政治的集団。その内部は姓(かばね)を異にする家族群に分かれ、上級の姓をもつ家族群が下級の姓の家族群を支配し、最下層には部民(べみん)および奴婢(ぬひ)がある。
③家柄。
⑤近世、武士階級の間で、多く同輩以下に対して苗字に添えて用いた敬称。
⑥姓・苗字の現行法上の呼称。

【語源・由来】
「氏」の旧かなは「うぢ」。「氏」は「うち(内)」のことであるとする説、親族を意味する朝鮮語の「ウル(ul)」からとする説、親戚を意味する蒙古語の「ウルク(uruk)」からとする説など諸説ある。いずれの説でも「氏」とは祖先を同じくした同族系譜によってむすばれた血縁集団のことを指し、さらに、同族意識を持った非血縁の擬制的同族集団をふくむ。

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