チューリップの語源・由来

【意味】
ユリ科の球根植物。小アジア原産。高さ20~50センチメートル。1本の花茎が鱗茎から出て大きく披針形の葉をつけ、4~5月頃頂端に黄・赤・白・しぼりなどの6弁鐘形の花を開く。オランダで改良され、花の色や形など園芸品種はきわめて多い。鬱金香(うこんこう)。

【語源・由来】
「チューリップ」の学名は「Tulipa gesneriana」といい、「gesneriana(ゲスネリアーナ)」は、命名者ゲスネスの名に由来する。「Tulipa」は、ターバンの意のトルコ語「tulipan」から。チューリップの花が、イスラム教徒のターバンに似ていたことからとされる。チューリップの原産地は、野生種が最も多い中央アジアではないかといわれる。トルコで栽培されたものが16世紀にヨーロッパに伝わり、オランダで品種改良された。日本には、1861年から1864年に伝わり、鬱金香(うこんこう)と呼ばれた。

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