「ちりなべ」は魚介や野菜、豆腐などを水炊きした後、薬味とともにポン酢や醤油で食べる鍋料理を指します。
この料理の名前の由来は、幕末から明治時代にかけて、日本の刺身をそのまま食べたくない西洋人が、魚を熱湯に入れてから食べる習慣が始まったことに関連しています。
鍋に入れた新鮮な切り身が熱湯の中で「ちりちり」と縮む様子から「ちりなべ」と名付けられました。
そして、使用する魚の種類によって、「鯛ちり」や「鱈ちり」「河豚ちり」などとさまざまなバリエーションの名前が生まれました。
「ちりなべ」の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 | 説明・内容 |
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言葉 | 「ちりなべ」 |
内容 | 魚介や野菜、豆腐を水炊きし、薬味とともにポン酢や醤油で食べる鍋料理 |
名前の由来 | 刺身を熱湯で熱する習慣から。新鮮な切り身が「ちりちり」と縮む様子 |
時代 | 幕末から明治時代 |
背景 | 日本の刺身をそのまま食べたくない西洋人の習慣に起因 |
バリエーション | 使用する魚の種類により、「鯛ちり」「鱈ちり」「河豚ちり」などと命名 |