【意味】
フランス料理店などでワインの仕入れ・管理を担当し、また客の相談を受けてワインを選定・提供する専門職。
【語源・由来】
「ソムリエ」は、「荷役用の牛馬」の意のラテン語「sagmarius」「saumarius」からで、12世紀にフランス語に入って「sommier」となり、13世紀に動物の使い手を意味する「sommelier」になった。
動物の使い手から、王様の旅行に随行して荷物を運搬、管理するものを指していうようになり、後に、管理する意味から、宮廷で食事とワインを管理するものをソムリエと呼ぶようになった。フランス革命後、失職したソムリエがレストランやカフェのワイン係になったことで、ワインの専門職をいうようになった。
日本では、「ソムリエ」はワインだけでなく、ある分野に精通している人を指していうこともある。「野菜ソムリエ」。