しんぶん【新聞】の語源・由来

「新聞」という言葉は、英語の「newspaper」の訳語として生まれました。

この「新聞」という言葉は、新しい知らせやニュースを意味するものとして使われていました。

実は、古代中国の唐の時代には、地方の出来事を記録した「南楚新聞」というものが存在しており、これが「新聞」という言葉の使用としては最初の例とされています。

日本においても、「新聞」という言葉の使用は古い時代から見られます。

江戸時代の末期に、日本の幕府が海外の情報を伝えるために公刊した「官板バタビヤ新聞」が、日本で初めての「新聞」とされています。

この「官板バタビヤ新聞」は、ジャワにあるオランダ領東インド政庁から幕府へ送られてきた機関紙を翻訳して作られたものでした。

さらに、日本で最初の日刊の新聞としては「横浜毎日新聞」がその名を持っています。

しんぶん【新聞】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「新聞」の語源、意味、古代中国や日本での使用例など、重要な情報をカンタンにまとめます。
項目 詳細・背景
語源 英語の「newspaper」の訳語として
意味 新しい知らせやニュースを伝えるもの
古代中国の使用例 唐の時代の「南楚新聞」が最初の使用例とされている
日本の初めての新聞 江戸時代末期の「官板バタビヤ新聞」(オランダ領東インド政庁の機関紙を翻訳したもの)
日本の初の日刊新聞 「横浜毎日新聞」

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