しゅらば【修羅場】の語源・由来

「修羅場」は、元々仏教において阿修羅と帝釈天が激しく争う場所を指す言葉として使われていました。

阿修羅と帝釈天の間には伝説的な闘争があり、その激しい戦いの舞台を指して「修羅場」という言葉が用いられるようになりました。

時間が経過し、日本の文化の中でこの言葉はさらに進化を遂げました。

特に人形浄瑠璃、歌舞伎、また講談といった伝統的な舞台や物語の中で、激しい戦闘や対決が繰り広げられる場面を指して「修羅場」と呼ぶようになりました。

講談では「しらば」「ひらば」とも言われることがあります。

そして、現代においては、この言葉はさらに広がりを見せ、人間関係の複雑なトラブルや難局、特に男女間の激しい争いや問題を示す言葉としても使われるようになりました。

しゅらば【修羅場】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
ポイント 説明
「修羅場」の元の意味 仏教において、阿修羅と帝釈天が戦う場所
伝説的な背景 阿修羅と帝釈天の間の激しい闘争
伝統的な舞台での使用 人形浄瑠璃、歌舞伎、講談などで、激しい戦闘や対決の場面を指す
講談での呼び名
  • 「しらば」
  • 「ひらば」
現代的な用途 人間関係のトラブルや難局、特に男女間の激しい争いや問題を指す

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