【意味】
①通俗のことば。日常語。口語。
②世間のうわさ。
③現代的・日常的または庶民的なこと。
④(人のためにことばをさしはさむ意からか。一説に「せわしい(忙)」の「せわ」からかという)人のために尽力するすること。面倒をみること。また、面倒をかけること。手数。
【語源・由来】
「世話」は、元々は、日常語、口語を指し、世間の人の話の意。転じて、現代的・日常的、庶民的の意になり、江戸時代には、世話の意味が加わった。一説に「せわしい(忙)」の「せわ」からかといわれる。漢字は当て字。江戸中期になると、面倒をかける、手数の意味になり、江戸末期には「世話が焼ける」の語が見られるようになる。