ながちょうば【長丁場】の語源・由来

「長丁場」という言葉は、長い時間を要する物事や長期間続く出来事を指す言葉として現代でも広く使われています。

この言葉の背後にある語源は、宿場町の間の距離に関連しています。

古くは、「丁場」や「町場」「帳場」として書かれることがあり、これは宿場と宿場との間の距離を指していました。

宿場とは、古い時代に人々が旅をする際に、一定の距離を進んだ後に休息や宿泊をとるための場所のことを指します。

そして、宿場間の距離が特に長い場合、それを「長丁場」と称していました。

つまり、旅の中で特に長い区間を進むことを意味する「長丁場」は、時間や労力がかかることを比喩的に示す言葉として、現代のさまざまな状況や出来事にも使われるようになったのです。

【長丁場】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「長丁場」という言葉の起源や背景、意味をカンタンにまとめます。
項目 説明
言葉 長丁場
基本的な意味 長い時間を要する物事や長期間続く出来事
語源 宿場町の間の距離
古い表記
  • 「丁場」
  • 「町場」
  • 「帳場」
宿場の定義 旅をする際に、一定の距離を進んだ後に休息や宿泊をとるための場所
「長丁場」の原意味 宿場間の距離が特に長い場合
現代での用途 時間や労力がかかることを比喩的に示す言葉として使用

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