クジ【籤・鬮】の語源・由来

【意味】
(孔子とも当てる)古く、神意を占う方法の一つ。のち、容易に決しがたい事柄の決定に用いられるようになった。紙片・竹片・こよりなどに文句または符号を記しておき、その一つをぬきとらせ、吉凶・勝敗・等級などを決定する。

【語源・由来】
「クジ」は、串のような棒状のものを用いることが多いため、「串(くし)」が転じて「くじ」になったという説、匣に入ったものを引き当てることから、抉って中を取り出すの「抉る(くじる)」からとする説、「クジ」を引いた結果を神の審判と考え、審理・裁判の意の「公事」からとする説など諸説ある。

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