【意味】
①体が疲れてものうい。だるい。
②ものたりない。もどかしく、いらいらする。
【語源・由来】
「かったるい」は「カイダルシ(腕弛し)」から。平安時代には「カイナダユシ(腕弛し)」といい、「カイナ(腕)」が「ダユシ(だるい)」、「腕が疲れてだるい」という意味だった。この「カイナダユシ」が変化し、促音化して「かったるい」となった。後に、「かったるい」は、腕だけでなく、体が疲れてものうい」という意味になり、「気が重い」という意味から、「ものたりない」「もどかしい」という様に精神面も表現するようになった。