えびすがお【恵比須顔】の語源・由来

「恵比須顔（えびすがお）」とは、にこにこと笑顔でいることを指す表現です。

この言葉は、日本の七福神の一つである「恵比須（または恵比寿）」神に由来しています。

恵比須神は、商家や漁師の守り神として広く信仰されており、その姿は通常、釣り竿と大きな鯛を持ちながらにこにこと笑っているものとされています。

この愛らしい笑顔が人々に好意を持ってもらい、商売繁盛や安全をもたらすと信じられています。

このような背景から、「恵比須顔」という言葉は、恵比須神のそのような笑顔を人々が模倣することで、良いことが起こるのではないかという願いも含めて使われています。

つまり、恵比須神のにこやかな顔つきを人々が真似ることで、その人自身もまた福を呼び込むとされているわけです。

えびすがお【恵比須顔】の意味・語源由来！表で簡単まとめ

表を使って、「恵比須顔（えびすがお）」という用語の定義、由来、関連する信仰や意味などについてカンタンにまとめます。

項目	説明
用語	恵比須顔（えびすがお）
定義	にこにことした笑顔のこと。
由来	日本の七福神の一つ、「恵比須（または恵比寿）」神の笑顔から。
恵比須神の役割	商家や漁師の守り神として信仰される。
特徴	釣り竿と大きな鯛を持ちながらにこにこと笑っている姿。
背景の信仰	恵比須神の笑顔が商売繁盛や安全をもたらすと信じられている。
「恵比須顔」の意味	人々が恵比須神の笑顔を真似ることで、福を呼び込むとされる。