ちょうこうぜつ【長広舌】の語源・由来

「長広舌」の言葉は、長くて広い舌を持つことから長々と話し続けることを意味します。

この言葉の起源は仏教にあります。

仏菩薩には「三十二相」という32の特徴がある中の一つ、それが「広長舌」です。

ここでの「広長舌」は文字通り大きな舌を意味しており、伝えられるところによれば、仏の舌は伸ばすと耳や髪の先まで届くほど長大だとされています。

この特徴は、仏が嘘や偽りを言わない、すなわち真実のみを語る象徴として解釈されていました。

時が経つにつれ、「広長舌」の言葉が「長広舌」として転じ、長く話すことを指すようになったのです。

【長広舌】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、語源由来や重要ポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明・内容
言葉の名前 長広舌
現代の意味 長々と話し続けること。
由来 仏教の「三十二相」の中の「広長舌」から。
「広長舌」の意味 仏の大きな舌。耳や髪の先まで届くほど長い舌を持つ。
象徴的な意味 仏が真実のみを語る、嘘や偽りを言わないという象徴。
総括 「広長舌」の言葉が時代と共に「長広舌」として変わり、長く話すことを意味するようになった。

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