やんちゃの語源・由来
【意味】 子供のわがまま勝手なこと。だだをこねたりいたずらをしたりすること。また、その子供。 【語源・由来】 「やんちゃ」は、子どもが駄々をこねるときにいう「いやぢゃ」が訛って「やにちゃ」になり、「やんちゃ」に変化したと...
【意味】 子供のわがまま勝手なこと。だだをこねたりいたずらをしたりすること。また、その子供。 【語源・由来】 「やんちゃ」は、子どもが駄々をこねるときにいう「いやぢゃ」が訛って「やにちゃ」になり、「やんちゃ」に変化したと...
【意味】 ①アメリカ人の俗称。 ②アメリカ風の文化・生活をありがたがる者。 ③日本で、不良少年。少女をいう俗語。 【語源・由来】 「ヤンキー」は、英語「Yankee」からで、もと、アメリカ合衆国北部諸州の住民、特にニュー...
【意味】 陰暦3月の異称。 【語源・由来】 「やよい」は、「弥生(イヤオヒ)」が転じた語。「イヤオヒ」は、いよいよ、ますますの意の「弥(イヤ)」+草木の芽吹きの意の「生(オヒ)」から成る語。草木が芽吹き始めるという意。
【意味】 ①不治の病にかかる。また、病気が重くなって治る見込みが立たないようになる。 ②転じて、悪癖や弊害などが手の付けられないほどになる。また、物事に熱中しておうしようもないほどの状態になる。 【語源・由来】 「左伝」...
【意味】 ①世情に通ぜず人情の機微をわきまえないこと。特に、遊里の事情に通じないこと。また、その人。不粋。無骨。 ②洗練されていないこと。風雅な心のないこと。無風流。 【語源・由来】 「野暮」は、「やぶ」と同源で、もと遊...
【意味】 ①物惜しみするさま。けちなこと。吝嗇。 ②未練なさま。思い切りの悪いさま。 ③(「・・・にーでない。」などの形で。)・・・する努力を惜しまない。・・・することに躊躇しない。 【語源・由来】 「やぶさか」は、物惜...
【意味】 物事のしかたが思いがけないさまのたとえ。だしぬけであるさま。突然なさま。 【語源・由来】 藪から突然に棒を突き出すとおどろく意から。
【意味】 ①(植) ア.ヤナギ科ヤナギ属植物の総称。落葉高木または低木。花は尾状花序。雌雄異株で、雌雄花ともに花被はない。蒴果は成熟後2裂、冠毛のある多数の種子を飛散。北半球北部を中心に約400種、日本には約90種。シダ...
【意味】 ヤツメウナギ目に属する無顎動物の総称。外形はウナギに似るが、目の後方に七つのえら穴が続き、すべてが目のように見える。食用・薬用。 【語源・由来】 「ヤツメウナギ」は、ウナギと同じ種ではないが、ウナギに似た形から...
【意味】 ①四角に切った豆腐。やっこ。 ②冷や奴に同じ。 【語源・由来】 「奴豆腐」の「奴」は、江戸時代の武家の奉公人をいい、撥鬢・鎌髭の姿で、日常の雑務のほか、主人の行列に槍・長柄・挟箱を持って供先を勤めた。この奴の着...
【意味】 ①他家に食客となっていること。 ②江戸時代、家長の傍系親で被扶養者の称。 ③生活の面倒を見ること。世話をすること。 ④面倒なこと。手数のかかること。迷惑なこと。 ⑤同居。また、同居人。居候。宿借り。 【語源・由...
【意味】 ①馴らしにくい馬。強い悍馬。また、老馬。一説に「おやじうま」の略で老いた雄馬ともいう。 ②自分に関係のないことを人の後に付いてわけもなく騒ぎまわること。また、そういう人。 【語源・由来】 「野次馬」は、馴らしに...
【意味】 ①家出してふらつく。流浪する。 ②(「ぐれる」と混同して)すねる。投げやりになる。 【語源・由来】 「やさぐれる」は、もと、家出をいう。やくざの隠語「やさ」は「さや」(刀の刀身部分を入れる筒)の倒語で「家」、「...
【意味】 以前に関係があって一度縁が切れていたものがまた元の関係に戻ることのたとえ。多く男女の関係にいう。 【語源・由来】 「焼け木杭」は、焼けた杭のことで、「ぼっくい」は、「棒杭(ぼうくい)」が変化した語。一度焼けて炭...
【意味】 ①火・熱湯など高温のものに皮膚や粘膜が触れて傷つくこと。また、そのきず。ドライアイスなどの超低温のものにより急激に生じる凍傷にもいう。 ②危ないものに関係して害を受けること。 【語源・由来】 「火傷」は、「焼処...
【意味】 ①ユキノシタ科の多年草。山中の日陰に生え、高さ約90センチメートル。5小葉の掌状複葉が矢車に似る。初夏、緑白色の小花を大きな円錐花序に多数つける。葉を煙草の代用とした地方もある。 ②ヤグルマギクの通称。 【語源...
【意味】 ①あぶり焼いた餅。 ②自分ではなく他人に愛情がむけられるのをうらやみ憎むこと。嫉妬。悋気。 【語源・由来】 「焼き餅」は、嫉妬をするの意の「妬く」と「焼く」を掛けた言葉。嫉妬した時のふくれっ面が、焼いた餅がふく...
【意味】 身分が高い。 【語源・由来】 「止む事無し」が一語化したもので、もとは「止むに止まれぬ、捨てておけない」の意。のち、並々でない意、尊い意などが派生した。
【意味】 後先を考えず物事にあたるようす。むやみやたらなさま。 【語源・由来】 「闇の雲」の意を表し、闇の中で雲をつかむように、漠然としてあてがない意から。
【意味】 家来。召使。 【語源・由来】 室町時代ごろまでは「やつこ」といった。「家つ子」の意で、もとは、「人に使われる奴隷」を指した。その「やつこ」が音変化したもの。
【意味】 神をまつった殿舎。神社。 【語源・由来】 「屋(や)代(しろ)」で、「代 (しろ) 」は神を祭るために地を清めた場所のこと。で、元来、祭祀の際に、神がおりてくる仮小屋を設けた土地の意。
【意味】 穏やかで思いやりがある。 【語源・由来】 やせる意の動詞「やす(痩す)」が形容詞化した語。もとは、肩身が狭く身もやせ細るほどに恥ずかしいという意味。万葉の時代から、人や世間に対して気恥ずかしい、肩身が狭いの意味...
【意味】 声や音が大きくてうるさく、不快である。 【語源・由来】 「弥囂(いやかま)しい」の転とする説がある。「いや」はますます、「かまし」はさわがし意。
【意味】 刃のついているもの。 【語源・由来】 「焼き刃」のイ音便形で、もとは「焼き入れをした刀剣の刃」の意。また、焼き入れによって生ずる刃紋のことをいった。
【意味】 下手な医者。 【語源・由来】 「やぶ」は、もともと「野巫」と書き、「田舎の巫医(ふい)」とも言われ、あやしい呪術を用いて治療する医師のことを指した。それに、あざけりの意を込めて、「草深い田舎」の意をもつ「藪」を...
【意味】 関係者の話が食い違い、真相がわからないこと。 【語源・由来】 殺人事件の関係者の証言が食い違うさまを描いた芥川龍之介の同名の短編小説から。
【意味】 罪を犯すこと。 【語源・由来】 警察や犯罪者の隠語。山には鳥獣などの獲物があることからいう。
【意味】 危ない。危険である。 【語源・由来】 もとは的屋や盗人などの隠語。「やば」は「厄場(やば)」で、牢屋や看守のことを示す隠語。江戸時代には、法に触れたり、危ないといった意味で「やばなことをしでかす」と使用されてい...
【意味】 東京で青物市場のこと。 【語源・由来】 「やっちゃやっちゃ」という競りの掛け声から。「やっちゃ」という掛け声は、事がうまく運んだ時や、ほめそやす時、驚いた時などに発する語で、役者をほめる時にも用いられた。やっち...
【意味】 麻薬のこと。 【語源・由来】 警察や非合法組織の隠語から。麻薬中毒は「ヤク中」という。