なぞなぞ【謎謎】の語源・由来

「なぞなぞ」という言葉は、物事や事象を隠して、何であるかを問いかける遊戯のことを指します。

この言葉の由来は、何ぞ何ぞと問いかける行為からきており、「なぞなぞ」と言われるようになったとされています。

古くから日本にはこのような遊びが存在しており、例として、平安時代の文学作品「枕草子」には、「謎謎物語」という遊びが記述されています。

これは、参加者が左右の二組に分かれ、謎を出し合い、相手がその謎を解いて勝敗を競うというものでした。

時代が進むと、中世以降、「なぞ」という呼び方が一般的になりました。

そして、室町時代には、これらの「なぞ」をまとめた本が制作されるようになったと伝えられています。

このように、「なぞなぞ」という言葉や遊びは、長い歴史を通じて日本の文化や生活に深く根付いてきたものと言えます。

なぞなぞ【謎謎】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「なぞなぞ」の定義、由来、歴史的背景、文化的位置付けなどの主要な情報をカンタンにまとめます。
項目 説明
言葉 なぞなぞ
定義 物事や事象を隠し、何であるかを問いかける遊戯
由来 「何ぞ何ぞ」という問いかけの行為から
歴史的な記録 平安時代の「枕草子」に「謎謎物語」という遊びが記述されている
遊びの内容 左右の二組に分かれ、謎を出し合い、相手が謎を解いて勝敗を競う
中世以降 「なぞ」という呼び方が一般化
室町時代 「なぞ」をまとめた本が制作されるようになる
文化的位置付け 長い歴史を通じて日本の文化や生活に深く根付いている

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