じゃっかん【若干】の語源・由来

「若干」という言葉は、それほど多くはない、あるいは不定の数量を指すときに使われます。

この言葉の語源に関して、「若」は「未定」を意味し、「干」は「箇」、すなわち数量や数を示すものを意味します。

この組み合わせから、若干は「未定の数や数量」という意味を持つようになりました。

この言葉の由来は古く、中国古代の思想書「墨子」にも「若干人」という表記での記述が存在します。

そのため、今日では求人広告などで「若干名」という表現で使用される際も、不定の人数や数量を示すという原義が継承されているのです。

じゃっかん【若干】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「若干」という言葉の意味、語源、歴史的背景、現代での使用方法などをカンタンにまとめます。
ポイント 説明
基本意味 それほど多くはない、または不定の数量を指す。
語源
  • 「若」は「未定」、
  • 「干」は「箇」(数量や数を示す)
組み合わせの意味 「未定の数や数量」を意味する。
歴史的背景 中国古代の思想書「墨子」に「若干人」として記述存在。
現代での使用 「若干名」という形で、求人広告などで不定の人数を示す表現として使われる。

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