きざはし【階】の語源・由来

「階」(きざはし)という言葉は、「きざ(刻)」と「はし」の二つの成分から成り立っています。

この「きざ」は、物事が刻み込まれた、つまり一定の間隔で区切られているという意味です。

これは階段の各段が一定の間隔で設置されている特性を表しています。

一方で「はし」は、「はしご」や「はし(橋)」と同じく、一方から他方へとかけ渡る物を意味します。

この場合、階段は地面と建物の高い部分、あるいは各階層とを結ぶための構造物であり、この「かけ渡す」という機能を担っています。

そういった意味で、「きざはし」(階)は、一定の間隔で区切られた「きざ」を用いて「はし」、つまり一方から他方へとかけ渡る道を形作る、という意味合いで使われています。

このように、言葉一つ一つの成分がそのまま機能や特性を表しているわかりやすい語源です。

きざはし【階】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「階(きざはし)」という語の語源とその意味に関する主要なポイントをカンタンにまとめます。
項目 説明
成分 「きざ(刻)」 + 「はし」
「きざ」の意味 物事が一定の間隔で区切られている。階段の各段が一定の間隔で設置されている特性を表す。
「はし」の意味 一方から他方へとかけ渡る物。階段は地面と建物の高い部分や各階層を結ぶための構造物。
総合の意味 一定の間隔「きざ」で区切られて「はし」(かけ渡す道)を形作る。
語源の特性 言葉一つ一つの成分がそのまま機能や特性を表しているわかりやすい語源。

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