「うなじ」は、首の後ろ部分を指す言葉です。
この言葉の語源は完全には明らかでないものの、いくつかの仮説が存在します。
例えば、「うな」という部分は「首」または「首の後ろ」を意味するとされ、複合語を作る際に「うなずく」や「うなだれる」などという形で用いられます。
この「うな」という言葉がもともと「首」を意味する「う」と考えることもできるでしょう。
次に「じ」という部分は、一般に「尻(しり)」と関連しており、「後ろ」を意味します。
この解釈に基づくと、「うなじ」は「うな(首または首の後ろ)」と「じ(後ろ)」が組み合わさって生まれた言葉といえます。
また、中世後期のキリシタン文献では「うなじ」を「うなぜ」とも呼んでいたようです。
これは、「うな(項)せ(背)」が時と共に変化して「うなぜ」となったとされています。
漢字での表記「項」は、漢字の「頁」が「頭」を、「工」が「まっすぐ貫く」という意味を持っています。
これらの要素が合わさり、頭と背をまっすぐ貫いている部分、つまり「首」を表現しているとされています。
全体を通して、この言葉は首の後ろ部分に特化した意味を持ち、その形成過程では「後ろ」や「背」、「首」など、いくつかの要素が組み合わさっています。
うなじ【項】の意味・語源由来!表で簡単まとめ
表を使って、「うなじ」の定義、複数の語源説、漢字の解釈、および一般的な言葉での使用についてカンタンにまとめます。
項目 | 詳細・内容 |
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定義 | 首の後ろ部分を指す言葉 |
語源説① | 「うな」とは「首」または「首の後ろ」を意味し、「じ」は「後ろ」を意味する |
語源説② | 中世後期のキリシタン文献で「うなぜ」とも呼ばれ、これは「うな(項)せ(背)」が変化したもの |
漢字表記 | 「項」の漢字は、頭と背をまっすぐ貫いている部分、つまり「首」を表現している |
その他 | 「うなずく」や「うなだれる」などの言葉でも「うな」が使われる |