いやみ【嫌み・厭み】の語源・由来

「嫌み」または「厭み」は、主に相手に不快感を与えるような言葉や態度を指します。

この言葉の語源は、日本語の動詞「否む(いやむ)」から派生しています。

「否む」は「いやがる」や「きらう」といった意味で使われる動詞です。

この「否む」の連用形が「いやみ」であり、ここから「嫌み」または「厭み」が形成されました。

漢字表記の「嫌味」や「厭味」においての「味」は、当て字であり、音の表現として使われています。

それぞれの漢字、「嫌」と「厭」は「きらう」や「いやがる」といった意味を持っているため、こちらが主の意味を形成しています。

要するに、この語は本来「いやむ」すなわち「きらう」や「いやがる」行為や言葉に焦点を当てたもので、そこから「嫌味」または「厭味」が生まれ、相手を不快にさせる言葉や態度を指すようになりました。

いやみ【嫌み・厭み】の意味・語源由来!表で簡単まとめ

語源由来の博士
表を使って、「嫌味」または「厭味」の基本的な意味、語源、派生形、漢字の意味、主な用途などをカンタンにまとめます。
項目 説明
単語 嫌味(きらみ)または厭味(いやみ)
基本的な意味 主に相手に不快感を与えるような言葉や態度を指す
語源 日本語の動詞「否む(いやむ)」から派生。 「否む」は「いやがる」や「きらう」といった意味で使われる
派生形 「否む」の連用形が「いやみ」であり、これが「嫌味」または「厭味」になる
漢字表記の意味 「嫌」または「厭」は「きらう」や「いやがる」といった意味。「味」は当て字で、音の表現として使われている
主な用途 相手を不快にさせる言葉や態度を指す

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